彼岸には少し間があるか、鎌倉霊園へ墓参りに行ってきた。7月の15日以来ですから、約2ヶ月ぶりです。実は今回から墓参りの持つ意味合いが、大きく変わりました。従来自分たちが墓参りへ行くのは、半分以上、お墓の草取りであり、伸びた植木の刈り込みにありました。だから例えば雨の日に入っても、何も出来ないので、順延するなどと言う、事が、頻繁に起こっていたのです。義父の墓が建てられて30年以上の月日が経っています。今98歳の義母は,84歳の時に倒れるまで、祥月命日に墓参りを絶やしませんでした。その間義母は自分の長男も、この墓に葬っています。義母が倒れて以来墓の管理は激変しました。年に4回、秋・春の彼岸と、お盆・それに正月・・・・ 主に義母の二人の娘姉妹が担ってきていたのですが、それぞれに歳を重ねてきました。そこで義兄の子供たちとも相談して、管理を業者に、任せることとしたのです。今日行って見ると、墓はよく手入れされ、植木の刈り込みも大雑把ですが実施されていました。そして供えられていた花も、なかなかのものでした。自分たちは墓へ行き、線香を手向けるだけで、心からお参りすることが出来ました。勿論業者に依頼するにはお金は掛かります。しかし今後、自分たちがますます高齢化して行く現実を考えると、高齢者介護が個々の家庭内の仕事から、広く社会的な事象へと変化したように、お墓の管理と言う面についても、個人を越え始めたのかなと言う印象を持ちました。特に「家」と言う制度が無くなっているのに、墓の殆んどは「○○家」の墓として表示されています。今後さらに少子化が進み、子供を持たない夫婦は勿論、生涯未婚の人たちも多くなってくると言います。亡くなった後の身の処し方(?)を真剣に考える時代が来ているのかも知れません
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