うたかたの夢暮らし 睡夢山荘にて(Dream life of Siesta hut)

夢から覚めた泡沫のごときだよ、人生は・・
せめて、ごまめの歯ぎしりを聞いとくれ

独り山籠もりの日々

2021-01-20 23:24:04 | 冬篭り

covid-19を避けてと、格好の口実に独り山籠もりしている。

気温は2℃~-7℃の日々が続いて、農作業は完全に休止である。 畑仕事と云えば、埋めてある大根と里芋、植えたまま放置状態の人参と白菜、長葱を必要なだけ掘り出したり収穫したり・・・・

日々の暮らしは、自らの身体を快適に維持することに専念しているといってよい。 と言っても、なかなかこれが忙しい、衣食住 独りで全てをやらなきゃ誰もやってくれないのである。

まず、食である。山籠もりで唯一の楽しみは食の楽しみであろうか。

ジャガイモ、白菜、キャベツ、大根、人参、長ネギ、里芋、大蒜は自家栽培であるからいいとして、肉魚、調味料、牛乳、卵、酒、珈琲、パンは最低近隣のスーパーで調達となる。 これにしても、毎日20分もガソリン代掛けて買い出しするわけにもいかないので、1週間に1回と決めている。料理に関しては好きの部類に入るので苦にはならないが、作ったら片付けなきゃならない。これが結構大変なのである。

衣である。 洗濯である。これも誰もやらない自分でやるより他はない。これに怠けるとむさ苦しいだけの爺いになるだけなので、アイロン掛けまでやる。

住は日常的には掃除ということだろうか。これも単に掃除機をかければ良いというものでもない。一週間に一度は拭き掃除も必要である。快適に過ごすには・・・・お風呂は自前のシャワーは真冬の氷点下では少々覚悟がいるので、殆ど近隣の町営温泉でお世話になる。

しかし、これだけでは無い。夏の畑作業で手を付けられなかった懸案を片付ける絶好の時間なのである。

靴箱制作しかり、薪ストーブの薪の調達、庭木選定、玄関三和土のコンクリート補修や未着手の建具造作、浴室の断熱と内壁工事等、今冬作業だけでも目白押しである。



取敢えずは靴箱本体は出来た。後は引き違い戸の制作完成を目指す・・・・前に・・・・

好天の日よりに誘われて、庭木 桜の剪定伐採に取り掛かることにした。

2005年4月に直径15cm 8万円で購入植樹したソメイヨシノが3倍程度の太さに成長し、畑の日照を遮り不毛の場所になってきた。

シンボルツリーとして、なかなかの樹形になっているのだが背に腹は代えられぬ。南側大枝を剪定伐採することにした。

2005年植え付けの様子

15年前はこの程度の高さはヒョイヒョイだったのに、一番下の枝まで上がると怖いこと・・・・

体幹の衰えを実感・・・・・

へっぴり腰でのチェーンソウでは! !

四苦八苦、何とか目的達成 ・・・・あと15年後は無理だろうな~・・・

独り田舎暮らしは忙しい・・・・

コメント (1)
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