両国にある江戸東京博物館へ、“江戸と北京-18世紀の都市と暮らし”の特別展の観覧へ行った。
目玉は、江戸・日本橋の賑わいを描いた「熈代勝覧」と、乾隆帝80歳の式典に沸く北京の風景を描く「乾隆八旬万寿慶典図巻」、そして康熙帝60歳の式典を描いた「万寿盛典」の、同時代の江戸と北京を一目で比較できる展示である。
熈代勝覧
乾隆八旬万寿慶典図巻
隣り合った地域で同時代に隆盛を迎えた清朝政権と徳川政権であったことを改めて識った。
両展示物の詳細緻密さと類似した構図など、昔人の高度な技術力量と共に驚嘆ものであった。
これに比して現代人の個別力量の退化や未熟を確認した。
特筆、思わぬ幸運・・・“3/15の観覧料が65才以上無料”の幸運に遭遇した。
珠には、良いことも有るものだ・・・・