「パワーハラスメントだったと認定します」。会社のコンプライアンス担当者からそう告げられた8日後、大手保険会社の部長職にあった40代男性は解雇された。ロッカーをけ飛ばして威圧した、飲み会の席で同僚の頭に七味唐辛子を振りかけた。出世街道をばく進してきた男性に突きつけられたのは、怒濤(どとう)の被害証言。男性は「事実無根だ」とパワハラを全面否定し、地位確認を求めて大阪地裁に提訴した。会社側の認定と真っ向から食い違う男性の言い分とは。
頭に七味唐辛子、頭髪薄い同僚に「ハゲじじい」 パワハラ認定部長、怒りの“反撃”提訴の行方
頭に七味唐辛子、頭髪薄い同僚に「ハゲじじい」 パワハラ認定部長、怒りの“反撃”提訴の行方