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海草振興局20代職員が先輩職員殴り減給処分

2013-09-14 | 労働ニュース
ことし(2013年)7月、和歌山県海草(かいそう)振興局に勤める20代の男性職員が、先輩で40代の男性職員から仕事の段取りについて繰り返し問われたことに腹を立てて顔を殴り、左目の下を骨折させていたことがわかりました。これは県・監察査察課が、きょう(13日)記者会見して明らかにしたものです。県は、先輩を殴った男性職員を、きょう付けで減給10分の1、3か月の懲戒処分にしたほか、管理責任を問い、直属の上司を訓告処分にしました。


県・監察査察課によりますと、7月11日の午前9時40分ごろ、和歌山市築港(ちっこう)の海草振興局・建設部内で、総務調整課に勤める28歳の主事の男性職員が初めて担当する現場調査を巡って、同じ課の先輩で40代の主任の男性職員から「一人でいけるのか」と繰り返し問われ、はじめは「一人で大丈夫です」と答えていましたが、しだいに返事をしなくなり、最後には、主任から「聞いているのか」と問われたことに腹を立て、右手の拳で主任の顔を殴り、左目の下を骨折させました。

県によりますと、顔を殴った主事は、この4月に異動したばかりで、殴られた主任が指導役を務めていましたが、何度も細かい指導を受けることに不満を感じていたなどと話しているということです。

一方、殴られた主任も、何度言っても理解できない主事に不満を感じていたということです。

ただ県では、以前、主任が主事に、指導の中で進退に関わることを言ったことがあり、いわゆるパワーハラスメントにあたるとして、事件後、指導したということです。

そして、殴った主事は謝罪し、治療費を全額支払った一方、殴られた主任も刑事告訴はせず、書面は交わしていないものの、事実上の示談に至っているということです。

また県は、双方の職員とも事件に伴う人事異動はしないということです。

海草振興局建設部の中松定寛(なかまつ・さだひろ)副部長は「弁解の余地はない。社会人として問題ある行為で、県の信用を失墜させた」と陳謝し、綱紀粛正と研修を徹底させることで、県民の信頼回復に努める方針を示しました。
http://wbs.co.jp/news/2013/09/13/29348.html

この手の問題は、文章だけでは表面的なことしか伝わりません。
よほどの事があったのだと思います。

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