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ルネサス女性社員、新幹線通勤の過酷さを訴え 早期退職の応募断り、高崎市への転勤命令

2015-02-14 | 労働ニュース
半導体大手「ルネサスエレクトロニクス」の50代女性正社員2人が転勤命令で新幹線通勤などを強いられていると「しんぶん赤旗」が報じ、ネットで話題になっている。

赤旗によると、女性社員2人は東京都小平市の武蔵事業所に勤めていたが、2014年10月1日付で群馬県高崎市の高崎事業所への転勤を命じられた。

「単身赴任すれば、子供3人が家に取り残される」

うち1人の女性(53)は、10月上旬から新幹線を利用し、都内から片道2時間40分ほどをかけて高崎に通い始めた。最初はバス代の支給はなく、自宅から最寄りの駅まで徒歩30分以上かけて歩き、在来線で大宮駅まで出て新幹線に乗る毎日が続いた。12月初めにバス代が出るようになったが、遅刻しないよう早めの新幹線に乗るため、結局歩くようになった。

大宮―高崎間の新幹線は、定期代が月7万円ほどかかり、会社から通勤手当は出るものの、女性は8000円ほど自己負担しなければならないという。

女性は、その後両ひざを痛めて、15年1月末から自宅療養になった


ルネサス女性社員、新幹線通勤の過酷さを訴え 早期退職の応募断り、高崎市への転勤命令
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