映画が「喰らう」なのは、原作どうりでは「喰う」くう、と読んでしまうからでしょうね。
もう、台所に立っているジュリーを想像して、想像して。。妄想(笑)
先週の火曜日にジュリーの映画の主演が告知されてから、amazonで新潮文庫「土を喰う12か月」をすぐに、注文しました。近所の図書館では貸し出しをしていませんでした。
原作を注文して、ようやく1週間たって本日届きました。
定価本も売っている中、ケチって125円の中古本にしましたが、本より送料の方がよっぽど高くつきました(^^; 中古というより、新古本とでもいうのか、全く他に読まれた形跡がない美品でした。
カバーや挿絵は、作家自身の作です。
本の中には、水上勉さんや食材、料理の写真がふんだんに入っていました。
1978年、この時 作家は59歳と書いてありました。ジュリーはこの時代は何をしていたのか、それは深く考える必要もない、レコード大賞・歌謡大賞を受賞後の、まさにジュリーの絶頂期でした。
水上勉さんが、軽井沢の高原で精進料理を作っていた時期、ジュリーはTVにツアーに休みも無く駆け回っていたわけで、そこでは全く接点のない、似つかない生活の二人が、後に交わるとは到底思いもつかない事でした。
本の奥付に令和元年、29刷とあって、この本が昭和、平成、令和と、長く多くの人に愛されてきたエッセイなのだとわかりました。
ところで、京都のJ友さんの言われていた白味噌雑煮は、どこに出てくるの? あると思った1月にはない、2月にもない。バーっとページをめくってめくって、ようやく書かれたページを見つけました(^^; つまりJ友さんは、すでにもう全部お読みになったという事ね。
精進とはいえ、野菜の新鮮な青い匂いや、味噌の香りがしてきそうな本文を読むと、美味しそう~ 読むのが止まらなくなりそう・・でしたが、グっと我慢、もう読みません(-_-;)
今週末に返却予定の、図書館で借りた、原田マハさん原作の「総理の夫」を読み終えなくてはいけないの。意外に分厚い本で「キネマの神様」の1.5倍くらいの分厚さがあるわ~(・・;) なのに、まだ半分も読めてないよ!
図書館に予約して数十人待ちで、半年も待って、ようやく手元に回ってきた話題の本。今月末には、サリーも出演の映画も公開されます。なかなか面白いです。とにかく頑張って読み終えます、でも もうすでに目がショボショボだけど・・