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⓷塚口サンサン劇場はジュリー祭り!

2021年09月05日 | キネマの神様、2021年公開

塚口サンサン劇場で三回目の「キネマの神様」は、今まで見た劇場の中では、スクリーンが一番小さかった。でも始まってしまえば、物語の中にすぐにのめりこみました。

今回は、丸山家の生活感が溢れる部屋や、テアトル銀幕の事務所や劇場、淑子の料理屋「船喜」、ゴウちゃんの着ているTシャツなどシゲシゲと眺めてきました。

劇場は川越スカラ座でロケとのことですが、その事務所はセットです。

シネマドリ CINEmadori 映画と間取りの素敵なつながり

「キネマの神様ロケ地」 

セットだなんて思えない、まるきり本当の映画館で撮影したみたい。墓場の横に立つ丸山家は、作りこまれているのに嘘っぽさなんか微塵も感じることが無い、普段着の何気なさそうな部屋でいて、細部に気を巡らしたセットが、登場人物の演技を丸ごとそのまま引き受けて、さらに輝かせているのだと思いました。美術さんに心からの拍手👏です!

ジュリーのゴウちゃんに見とれていたら、ついつい菅田将暉さんパートで、知らないうちに思わず居眠りしていました(^^; でもジュリーの出番は見逃しません。作品にはスピード感や驚きは無いかもしれない、ヌルい一昔前の人情劇、家族劇と思う人もいると思う。

けど、三回見ても何度見ても、ゴウの思いや家族の関り、人の温かさに涙がジワジワと滲んできます。そしてラストで、ゴウが映画造りの世界へと再び帰って行ったら、すぐさま「沢田研二」の文字が下からスっと浮かんできて、もうそれはすでにわかりきっているのに、三回見ても何度見ても、やっぱり「沢田研二」、その名前を目にすれば一瞬で心が震えてしまうのです。

あと着ているTシャツが、TKOの木下さんのブランドBUCCAと、LLビーンだなとわかりました。



志村けんの思い受け継いだ沢田研二

一部のみ抜粋


沢田研二、ソロ50周年 真のエポックは還暦記念の6時間半ライブ



 

お話は変わるけど、京都で気がかりなニュース💦 ⇒京都で物議を醸す日本最古の公立植物園の未来

日本最古の公立植物園とは、私の大好きな京都府立植物園です。ジュリーがファニーズのお別れ会を催した場所。春になると車を飛ばしていきたくなります。広い園内に咲きこぼれる花花や桜の園、鴨川沿いの枝垂れ桜がとても美しく、桜色に染まる夢の場所にいるような気持ちになります。そこではゆっくりゆったりと、心静かな時間が流れていて、花と植物を愛でる場所だけであって欲しい、商業施設など要りません。

※一部抜粋 

100年近い歴史を誇る京都府立植物園周辺の「北山エリア」(京都市左京区)の整備計画をめぐり、地元が揺れている。商業施設などを併設して活性化を図る計画によって、植物の栽培に欠かせないバックヤードが縮小されたり、園を囲む生け垣が伐採されたりする可能性があると懸念されており、関係者は計画の見直しを求める署名活動を開始。植物園のあり方にも一石を投じる計画の行方に注目が集まっている。

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