nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

メリットデメリットを理解してドリッパーを選んで、自分好みの味わいに近づけよう!

2021年04月19日 07時06分10秒 | コーヒー器具案内
おはようございます!
ヨシです。
菅総理になって初めての
対面での初の日米首脳会談がありました。

色々なことが話し合われたと思いますが
対中国の政策も大きな話題だったのでしょう。

もちろん同盟国として
アメリカとの関係は親密に
しないといけないでしょうが
隣国中国との関係も
隣国でないがしろにはできない国。

メリットデメリットを理解して
折り合いをつけていかないといけないですね。


初めて
自分でハンドドリップを
しようとする時に
まず迷うのがドリッパー。

ドリッパー選びも
メリットデメリットを理解して
自分好みの味わいが出せるよう
になりたいものです。

20年ほど前は
2、3種類しかなかったので
迷うことがありませんでした。

今は日々
色々なドリッパーが
新しく出ています。

サーカスコーヒーでは
大きく分けて
2タイプのドリッパーから
選んでいただいています。

どんなことでも
メリットデメリットが
あります。

それを知って
自分に合ったものを
選んでくださいね。

ご案内していましたが
まずは
ドリップするということは
「お湯でコーヒー粉から
成分を溶かし出す」
ということをしています。

それを踏まえて選んでいきましょう。


まずは、
この形。

円すい型という形で
ハリオというメーカーのドリッパーです。

この10年ほど前から
一般的に普及してきました。

見てもらうと
穴が一つで大きい穴です。

大きい穴だと
お湯の抜ける速さが早いので
コーヒー粉とお湯が接している時間が
短くなります。

すると
すっきりした味わいになります。

さらに
この内側のボコボコ。

これは
「リブ」と言われています。
これがしっかり高さがあります。
このことで
ペーパーをセットして
お湯を注いだ時に
空気の抜けがいいので
スムーズにお湯が落ちることができます。

この「リブ」がないと
ペーパーが濡れた時に
ピタッとひっ付いて
空気がぬけなくなり
お湯が抜けにくくなります。

しっかり「リブ」の高さのあり
穴の大きさが大きいので
すっきりした味わいになります。

ただ、ゆっくり注げば
しっかりお湯と粉が接するので
濃さを出すことができます。

一方
こちら

カリタの三つ穴です。

この小さな3個の穴から
お湯が出ていきます。
ある程度お湯が溜まりながら
落ちていくのでハリオに比べると
しっかり成分が溶け出ます。

ボコボコしたリブも
そんなに高さは高くありません。

ですので
ハリオの円すい型は
・味わいの表現できる幅が広い
・酸味を楽しむ浅煎りコーヒー向き
というメリットあります。

デメリットでいうと
・お湯の注ぎ方で味わいが変わる。

があります。

そして
カリタのドリッパーのメリットは
・安定した味わい
デメリットは
・表現できる味の幅が狭い

ということになります。

メリットデメリットを
理解して
自分にあった器具を選んでくださいね。

今日も1日良い1日を!