nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

ドリップスケール新入荷。ハンドドリップの特徴。

2013年01月30日 14時15分10秒 | コーヒー豆知識
ご無沙汰しています。
寒い日々が続いていますが
サーカス一家は今のところみかんパワーで
風邪知らずです。
って言うと風邪をひくのがお決まりです。

さて、最近新しく発売された「ドリップスケール」が
本日入荷いたしました。


これです。
簡単に言うとタイマー付計量器です。



こんな感じで使います。



別売りのステーションとセットにすると
こんな感じでたちまちコーヒースタンドのできあがりです。


日本では、家庭では、基本的にはコーヒーメーカーかハンドドリップです。
ご来店される方から
「おいしくうまくいれられない。」
「味がいつも違う。」
っと、よくお聞きします。

ほんとその通りだと思います。

ハンドドリップで
「いつも同じ味」すなわち「まったく同じ液体」を作り出すことは
ある意味、職人技、プロの技術だと思います。

私は、そういう意味でハンドドリップが一番難しい立て方だと思います。

それは、すごく不確定な要素、条件が沢山ある立て方だと思っているからです。

粉の状態、お湯の温度、ムラシの量、時間、一投目の注ぐ場所、落とす速度・・・
ある意味、条件は無限です。

サーカスコーヒーでは
その中で、なるべく単純にシンプルにした立て方をお勧めしています。

どんな立て方をするにしても、
コントロールできるところがあります。

それが、粉に量、挽き方、お湯の量、抽出時間、お湯の温度などです。

それを固定していくと、味の幅の原因が見えてきます。

今まで基本的にはご家庭では、
お湯の量は、「ガラスサーバーの2のメモリぐらい」とか
結構アバウトな感じでされていたと思います。

スケールタイマーを使うと
「20gになったら30秒まで待って、100g60秒になるようにお湯をいれて20秒待って・・・・」
っとある程度な正確な精度で抽出が可能になります。

ですので、この条件をいろいろ変えてみて
味わいの違いを楽しむことができますし、
すごくコーヒーの楽しみ方の幅を広くしてくれる
アイテムだと思います。

コーヒーマニア心をコチョこちょ、
クスグルアイテムだと思います。

私もクスグラレテ、CEOに内緒で
導入してしまいました。
帰ってきて「なにこれ!」っと
お叱りをうけないことを祈ります。


もちろん、喫茶店さんやカフェでの
使用がメインにはなると思いますので
お店在庫は少ししかありませんので
ご希望の方は、ご予約お願いします。
販売価格は5250円です。
ちなみに別売りドリップステーションも
販売価格5250円です。









アラブ世界からヨーロッパへ ~珈琲をもう一度勉強していきますVol.4~

2013年01月16日 21時05分59秒 | コーヒー豆知識
アラブ世界がコーヒー人の高まりにも関わらず、
独占し続けた。

栽培の秘密は固く守られ、コーヒー農園への外国人の訪問は禁止され
豆が発芽する可能性をなくすため、ゆでた後、もしくは、焼いた後輸出される
くらいの徹底的な管理がされていた。

しかし1600年発芽可能なコーヒーの種子をメッカからインドマイソールに密輸が成功した。

その後、1616年、オランダのスパイがコーヒー苗木の密輸出に成功して
彼らの植民地であるジャワ島で栽培するようになり、多様な利害関係の中で世界中に伝播していった。

当時は、スパイが苗木を密輸出するほどのものだったんですね。
今は紅茶の産地でしられているインドでコーヒーの栽培がされていたことも面白ですね。

京都の珈琲屋さん

2013年01月13日 22時59分04秒 | サーカスコーヒー一家日記
今日は、遠方からお友達がお店に来てくださったので
京都のコーヒー屋さん(喫茶店)を何軒かめぐってみました。

なかなか時間も普段はなく
河原町の繁華街に短時間ではありますが
いろいろなお店を楽しむことができました。
ウニールさん、直珈琲さん、御多福さんと
どのお店もそれぞれ個性的で、とてもいいお店です。
ほかにもいろいろ行きたかったのですが時間の関係で無理でした・・・


京都は珈琲屋さんがとても多い街です。
それぞれどこも個性的で
「コーヒーの多様性」という点では
コーヒーをそれぞれのスタイルで楽しめる街だと実感しました。


なんなら、旅行会社さんで京都珈琲ツアーを組めば
2泊3日くらいでも十分楽しめる企画ができるのではないでしょうか?


たまたま私が京都に産まれて、
たまたま京都で珈琲店をすることになって
ほんとこの土地で珈琲店をできることに感謝したくなる一日でした。


サーカスコーヒーもそのツアーにいれていただけるような
個性的で皆様に愛されるお店にしていきたいと感じています。

今後ともよろしくお願いします!

関東でサーカスコーヒーの買えるお店のご紹介  埼玉「tenori」さん   NEWオープン横浜「とおりにわ」さん

2013年01月10日 00時40分32秒 | カフェサポート
今年も早10日がすぎました。

なかなか年が明けて
正月休みが終ると
なにかすべてがリセットされたようで
正直、お店新規オープン的な緊張感がここ数日あります。
初心に帰って頑張ります。

今年は、もう一度コーヒーの基本のところから
勉強しようと「コーヒー豆知識」のカテゴリーを日々更新して
私の勉強にお付き合いいただいています。



さて、今度1月23日(水:大安)
横浜の都筑区でオープンされる
「とおりにわ」さんでサーカスコーヒーを
販売していただけることになりました。

元々京都の会社で横浜に支店をだされていて
今度「京都のクリエイティブを集めたお店」として
物販の京都のアンテナショップをオープンされることになりました。
そこで、サーカスコーヒーにお声をかけていただいて
取り扱っていただけることになりました。

関東の地理的に場所がまったくイメージできませんが
最近ちょくちょく関東からもネットでご注文いただけるので
お近くの方は是非ご利用ください。


たま、関東で現在
埼玉の「tenori」さんでも取扱いしていただいています。
素敵でかわいい雑貨やさんで営業は不定期ですが
1月27日(日)「おいしいじかん 2013ふゆ」のイベントで
コーヒー豆も販売していただけますので
こちらのお店もお近くの方是非ご利用くださいね。





「とおりにわ」
とおりにわは、「京都のクリエイティブを集めたお店」として、
2013年1月23日(水)に横浜市都筑区にオープン予定です。

〒224-0061 横浜市都筑区大丸4-7ルミエール102
info@tori-niwa.com
http://www.tori-niwa.com/
ブログ
http://ameblo.jp/tori-niwa-japan




「tenori」

埼玉・川越にある、不定期OPENの小さな雑貨店です。
全国各地の作家さんの温もりを感じる作品を中心に取り扱っております。
また、国内外のメーカーさんの雑貨もございます。

ことし最初の「おいしいじかん。」を
2013・1・27(日)~のOPEN日になくなり次第終了というかたちで開催します。

おいしい、はしあわせの魔法が合言葉。
口にした途端、ふっと顔がほころぶ、そんな「おいしい」が今回もtenoriに届きます。


皆様のお越しを心よりお待ちしております。

〒350‐0036
埼玉県川越市小仙波町3-3-5
090-9042-3483

http://tenori.jp/


医薬品としてのコーヒー ~珈琲をもう一度勉強していきますVol.3~

2013年01月08日 21時15分31秒 | コーヒー豆知識
初期の利用者は飲み物というより医薬品としてコーヒー利用し始めた。

書物の初めてコーヒーの記載があったのは、10世紀になってからである。
医者で哲学者でもあるアヴィセンナがコーヒーの医薬品としての特徴を初めて記述。
コーヒーを「バンカム」と呼ばれていた。

「それは人々を元気づけ、肌を清潔にし、体内の湿ったものを乾かし、体内に素晴らしい香りを与えてくれる。

16世紀後半ごろの書物からは、特に胃に関する病気の治療薬として用いられていたということである。



現在、やっと科学的にいろいろと健康への効能が証明されてきていますが
昔の人は体験的に感じて飲まれていたんですね。
特に、現代では、「コーヒーは胃によくないのでは?」っと
思われている方も多い中で、胃に関する病気の治療薬として用いられていたとは
ちょっとおもしろいですね。