1990年2月3日、読売新聞夕刊に掲載された河合奈保子さんに関するコラムです。
先日、紹介しました「Calling You」~「ブックエンド」のアルバムリリースした頃の記事です。
以前、ある掲示板で奈保子さんに関する記事があることを別の投稿者の方から教えていただきました。
「自分が納得しないと動きたくない」
「ファンの人たちに中途半端なものは見せられない」
「自分が作った曲を歌手としての自分がいかに表現するか」
奈保子さんの当時の心境、信念を感じることができます。これらのことを心に刻んで、改めて奈保子さんの曲を聴くと、特にアルバムでは奈保子さんの音楽へのこだわりを伺い知ることができるような気がします。
■読売新聞 夕刊(1990.2.3)からの抜粋
(何か考え込んでいる表情でしょうか)
メディアの論評に多く見られるのですが、必ず「アイドル歌手」という枠組みを作って、その中でしか評価してしまうことに、いつも疑問を感じてしまいます。
アイドルというのはその歌手の一つの側面であって、歌手の全てではないと私思っています。最初はプロダクションとしてののアイドルプロモーションというのがあったかも知れません(私自身もそのプロモーションに恩恵を受けて奈保子さんの存在を知ったことは事実です)が、今にして思うと、奈保子さんは「歌手になる」ということにたいしてデビュー前から強い信念を持っていたのでは無いかと思います。
それ故に、奈保子さん自身が自分で曲を作ることも自然な流れであったと思います。もちろん奈保子さん自身によるものでなく、環境面の支えということも大きいのだろうと思います。
この新聞記事を見て改めて思いふけってしまいました。
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■掲示板
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