goo blog サービス終了のお知らせ 

靴工房nico. diary

靴教室&注文靴 靴工房nico.のときどき日記 
靴のこともそうでないこともイロイロお伝えしていきます!

今年も七夕     sonoko

2015-07-31 15:56:23 | 阿佐ヶ谷周辺
工房のある阿佐ヶ谷では、メインの商店街にて七夕祭りのイベントが8月にあります。(旧暦にて)

その一貫で、通り沿いの笹(イミテーションですが)に短冊を付けています。



みなさんの短冊。

昨日飾りましたよ。

願うことが多すぎて、ひとつに決めきれない欲深い私。。。

まだまだ短冊はあるので、みんな書いてくださいね♪

白モカシン

2015-07-29 23:11:05 | Weblog
kさんのモカシン、完成。



お手持ちの、型押し(?かな。)革を使用して作りました。



白は春夏、必ず流行ります☆

底材も白、そしてスポンジ素材なのでとても軽いです!

見た目にも、そして実際にもとてもかるーいクツになりました。

暑すぎる~     sonoko

2015-07-27 22:14:40 | 仕入れ
本日も厳しい暑さの折、
浅草まで買付に行って参りました!

途中何度か倒れるんではなかろうかと思うほどの、猛暑、酷暑のなか、革を見てきました。

(よかった、倒れなくて。。。)

なるべく夏は避けてるんだけど。

冷房の中に入ると、ホッとしますね。

でも、こんなに暑い中なのに、かなりの人が買いに来られていました。

いつもながら、ほしい!と思っている色はなかなか見当たらず。

色は良くても、素材感が違ったり、堅さ柔らかさが違ったり、というのはしょっちゅうで、なかなかこれだっ!
ていうものは手に入りませんね。
サイズも含め。。。

今回は、変化球(?)のある革を何枚か買ってみました。

また貼り出すので、是非手にとって見てみてくださいね。


おすすめ本☆     sonoko

2015-07-25 21:47:42 | 日々のこと
椅子に座ったまま両膝でラストを挟むと、木型を覆った革をワニと呼ばれるペンチで力強く引っ張りあげた。引っ張った革には釘を打って、仮止めしていく。
この行程を「釣り込み」と呼ぶ。
靴作りの中では、もっとも高い技術が求められ、職人のセンスの差が出る作業の一つだ。
皺が出ないように結構な力を入れて革を張らなくてはならない。かといってあまり強く引っ張ってしまうと革は破けてしまう。


↑↑↑

あー、そうそう!と、思った方。

この前読み終えた本の、冒頭の文章です。
(一部変更&割愛しました)

なので、私の文章ではありません(笑)

(ちなみに「ワニ」の部分は、本文では「ピンサー」となっていました。
英国圏ではワニをピンサーと呼ぶらしいです。ワニは日本だけみたいですね)

靴作りをしている皆さんならば、少し引き込まれる文章ではないですか?

この本に出てくる職人は、凄腕の靴職人で、本人もかなりの自信家、そして相当に靴に関して厳しい目を持った人物です。

まるで他人事、という感覚で読みました(あはは笑)

タイトル
「シューメーカーの足音」
本城雅人著
幻冬舎出版

図書館をぶらぶらしていたときに、たまたま目に飛び込んできたこの表紙。



気になりますよね!

しかも、



何コレ、紐のところ、イミテーション!

と、ますます気になり、借りました(笑)

最後、ちょっとしたどんでん返しアリ。

興味ある方読んでみてください♪


ゲリラ雷雨予報     sonoko

2015-07-23 10:38:48 | 日々のこと
今夏の関東地方、ゲリラ豪雨が昨対のなんと三倍増予報、ということを知ってやや愕然としてる私です。

去年はそんなにゲリラ雷雨はなかったですよね。

そんなときに困るのは、足元ですね。
一日中梅雨のように雨が降り続くのであれば、長靴もいいのですが、バッと嵐のように降っても、しばらくすると止んで、、の繰返しだと、帰りには暑くて蒸れていたりして、困りますよね。

お仕事で外出されるような予定の日に、ゲリラ雷雨に遭遇したら悲しいです。

お仕事でなければ、もうはじめから濡れる覚悟で足指の出ているようなサンダルがいいかもしれません。濡れてしまっても拭けばいいし、晴れればすぐに乾きます。
革靴だとなかなか乾かない上に、変形してしまったり、雨染みがハッキリとついてしまったり、悲しいことが多いです...

じわじわと熱帯に近づいている日本。

このような気温が右肩上がりに続いていくようであれば、東京も沖縄化し、冬のブーツなんか要らなくなるんだろうな~。

と、5年くらい前に思ってました。
今年もまた少し考えてしまいました。
ブーツはファッションだけになるのかしら、とか。。


なにかで昔調べたときに、ここにも書いたことなのですが、地球全体で見ると、まだ今は氷河期で、更に言うと、お休み期間の「間氷期」に当たります。

氷河期→間氷期→氷河期→間氷期→氷河期。。。とずっと繰り返されてきた地球の歴史。

それに習えば、また氷河期が来るんですね。
人間活動関係なくとも、5万年は今のままではないかと云われていますが。。

5万年後、人類は靴を履いているのか?
履いてるとすれば、どんな靴なんでしょうね。
氷河期になってしまえば、もう全滅なのでしょうが。

ファッションだけではなくて、基本的には季節、気候に合わせたデザインの履き物。
今後いい素材が発明されれば、ゲリラ雷雨にももちろん対応できる靴ができるでしょうね!
(結局他力本願)
それまでは、工夫して履き替えるしかないのかな。。
服の素材は、だいぶ進化してきてると感じるのですが。

『蒸れ』との戦いは、しばらく続きますね。。。



黒と赤。     sonoko

2015-07-21 23:17:36 | クツ完成!
赤と黒。

スタンダールの作品でありました。
学生のとき、途中でやめた覚えがあります(苦笑...)

mさん、ご友人のための靴完成。



ご友人の御希望の色合い&デザインです。
パッキリとした力強いカラーリングですね。



シンプルなワントーンでの装いの時などには、足元がポイントとなって素敵な仕上がりになりそうです。

無彩色でのコーディネートにも良さそうですね。

外羽根シューズは調節もきくし、オーダーシューズの一足目には、とても向いているデザインです。



靴を作ってくれる友だち。。。

いいなぁー。
作って欲しいなぁー。(本気)









梅雨明け     sonoko

2015-07-20 10:51:21 | クツ完成!


ディスキディアという、丸い葉っぱの植物です。
垂れ下がって伸びていく、なかなかかわいらしいグリーンです。

涼しそうな雰囲気出してみました。

暑いですね~
湿気もすごくて、じっとりしてますね。
辛い季節到来。

でも、なんとかこの季節を楽しむ方向に転換し、乗りきらなくては!






友人からのオーダー、夏のサンダル。

革に助けられ、なかなかいい感じに完成しました。
裏がなくても、厚みもあるし、かなりしっかりとしています。

底材も白で軽快に。

足との調整さえ決まれば、(そこが肝要ですが)
あとはミシン縫いもなく、素早い仕上がりです。







黄色と白のスリッポン     sonoko

2015-07-17 13:32:20 | クツ完成!
gさんのスリッポン、出来上がり。
アヒルみたいでかわいい色合い。



両サイドに小さくですが、ゴムが入っていますので、甲深めのデザインでも難なく足入れ。

何てことない切り替え、デザインのように見えるかもしれませんが、何だか手順が複雑になってしまい、スマートな組み立てとはいきませんでした。。。
勉強不足!!



次も脳トレのつもりで、頑張ろう~(笑)


虫に好かれた。    sonoko

2015-07-16 00:37:26 | 日々のこと
本日の、行きの自転車で。

信号待ちをしていると、かなり大きめの(紋白蝶に似た)蝶に、絡まれました。

ほんの間近で、頭や体の回りをバタバタと周遊されると、怖いくらいです。
蝶のモチーフは大好きなのに、本物はちょっと。。。



で、今度は帰りの自転車。

「いてっ!」

何かが私の鎖骨に、ガツンと当たりました。

固いもの。

はっ! と、次の瞬間、

スカートに黄金虫が!

こいつか、当たり屋は。。。


なんとも虫に好かれた、始まりと終わりでした。