最近、革を自前で用意される方が多くなったせいか、在庫の分も含め、革について聞かれることも増えました。
ここに書くことは、ちょいと調べれば今時、たくさんの情報が得られるものではあるのですが・・・
基本的なコトを少しお話しておこうと思います。
話が長くなるので、ちょっとづつ。
今回は「鞣し(なめし)」のお話。
本革は、まずもちろん、天然の動物の皮からできています。
この動物の「皮」皮膚、の皮を、一般的に加工できるようにされたものを「革」といいます。
もちろん読み方は同じですが。
「皮」を「革」にするには、「鞣す(なめす)」作業をします。
「皮」はそのままですと、皮が腐敗したり、硬くなってしまいます。使用できませんね。
その鞣し方によって、革の表情、性質に変化が出来ます。
大別すると
1、タンニン鞣し
2、クロム鞣し
3、混合鞣し
とあります。
nico.には3つともあります。
1のタンニンなめしは、植物の渋(タンニン)と、皮の中にあるタンパク質(コラーゲン)を結合させるものです。
植物はミモザ、チェスナット、オーク、タラ、(家具でよくありますね)
などの樹皮や根、葉から抽出したエキスを使います。
この鞣し方は、他の2つと比べるととても時間がかかります。
方法によっては大量生産が不可能です。
特長は、堅くて丈夫なこと。コシやハリがある、型崩れしにくい。日焼け・酸化しやすい。油分吸収しやすい。使用すればするほどにアメ色(褐色)に変化していきます。
革らしい、革ですね。
使ってみると、他との違いがすぐ分かりますね。
では続きはまた次回にしましょう。
ここに書くことは、ちょいと調べれば今時、たくさんの情報が得られるものではあるのですが・・・
基本的なコトを少しお話しておこうと思います。
話が長くなるので、ちょっとづつ。
今回は「鞣し(なめし)」のお話。
本革は、まずもちろん、天然の動物の皮からできています。
この動物の「皮」皮膚、の皮を、一般的に加工できるようにされたものを「革」といいます。
もちろん読み方は同じですが。
「皮」を「革」にするには、「鞣す(なめす)」作業をします。
「皮」はそのままですと、皮が腐敗したり、硬くなってしまいます。使用できませんね。
その鞣し方によって、革の表情、性質に変化が出来ます。
大別すると
1、タンニン鞣し
2、クロム鞣し
3、混合鞣し
とあります。
nico.には3つともあります。
1のタンニンなめしは、植物の渋(タンニン)と、皮の中にあるタンパク質(コラーゲン)を結合させるものです。
植物はミモザ、チェスナット、オーク、タラ、(家具でよくありますね)
などの樹皮や根、葉から抽出したエキスを使います。
この鞣し方は、他の2つと比べるととても時間がかかります。
方法によっては大量生産が不可能です。
特長は、堅くて丈夫なこと。コシやハリがある、型崩れしにくい。日焼け・酸化しやすい。油分吸収しやすい。使用すればするほどにアメ色(褐色)に変化していきます。
革らしい、革ですね。
使ってみると、他との違いがすぐ分かりますね。
では続きはまた次回にしましょう。