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黛信彦の時事ブログ

中国共産党大会が開幕

2007年10月15日 | 中国
中国共産党大会が開幕 真の「胡錦濤時代」幕開けか(朝日新聞) - goo ニュース
↑↑によれば『農村の貧困や社会保障分野の立ち遅れの深刻さを認め、対策の強化を表明した。「資源の節約や環境の保護」の重要性などにも言及した。』とのことである。
中国は人権という大きな課題を抱え、世界一の環境汚染国である。胡錦濤国家主席はこれらの改善を訴えたが、前政権の亡霊もかなり蔓延っており舵取りは困難を極めるとも聞く。特に、環境汚染については世界的問題であり、特に先進国の技術思想を積極的に導入しなければ解決はありえない。
ここで、胡錦濤国家主席に要望したいのは「北朝鮮のように他国に甘えるな!」ということである。人権問題を放り出して稼いだ外貨を国内の環境対策に充当せず、これらをミャンマーなどアジアからアフリカ諸国うを無償ODA等で懐柔し、強引な資源外交費と軍事費にまわしている。これは北朝鮮の援助を求めて核開発を行う発想と同じである。

又、10月9日の読売新聞によれば、中国共産党員は7336万人、フランス総人口の1・2倍で、世界最大の政党である。党員数は更に膨張を続けているらしい。
ここで気になるのが党員の構成だ。
おそらく、共産主義の原形は崩壊しているのだろうという危惧だ。
党員がブルジョア層であっては、共産党の所以がが損なわれる。又、党員の膨張の理由は、党員でないと損をするとの差別が根底にあることが問題だ。
党員は、人口構成の大半を占める貧困層と少数民族の経済的・人権的救済に骨を折らなければならない。
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