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黛信彦の時事ブログ

三鹿集団と三笠フーズの共通点

2008年09月14日 | 中国
中国の乳製品メーカー「三鹿集団」は、粉ミルクの原料である牛乳を水で薄め、不足するたんぱく質を補うためにメラミンを添加して利幅を高めた。結果、乳児の腎臓などの結石被害は3万人を超える可能性があるという。
日本でも、「三笠フーズ」が事故米を不正転売して食用米に混入させ、メタミドホス入りと知りながら販売した。事故米転売は10年前から行なわれた。
このように社名に「三」がつく2つの食品会社は、利益のために食の安全を度外視した。

政府の対応の悪さにも共通点がある。
中国衛生省は、6月には消費者の訴えが届いていたのに今月9日まで調査に着手していない。
日本政府も、対応が後手に回った。農水相がじたばた騒がないので、福田首相が「全容解明などを急げ」と指示したのは問題発覚の6日後だ。

「中国の食品は、やっぱり食えない!?」、しかし日本も
「“中国だから”と、批判できない」

乳児の結石被害3万人超 中国粉ミルクに化学物質(朝日新聞) - goo ニュース
6月に苦情、調査せず=汚染粉ミルク患者432人に-中国(時事通信) - goo ニュース
「事故米」で政府の危機管理は?与党内にも批判の声(読売新聞) - goo ニュース

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