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黛信彦の時事ブログ

TICAD、資源外交露骨にせよ!

2008年05月27日 | 外交
NBonline も資源戦争を取り上げている。↑↑

いよいい、TICADⅣが開幕する。
福田首相にとっては、首脳会談がギネス的なマラソン会談になるということで、大変ご苦労様だ。

ところで、政府は歳出改革の一環で削減の対象となっているODA予算のうち、アフリカ向け分は除外する方向で検討に入り、TICADⅣでは、円借款を中心に今後5年間でアフリカ諸国へのODAを倍増することを目指し、無償資金協力も大幅に増やす方針を福田康夫首相が会議で表明し、アフリカ重視姿勢をアピールするとしている。

その目的について、27日付毎日新聞の「質問、なるほドリ」コーナーで、アフリカ支援はなぜ重要? の回答として、
“アフリカの各国政府は自国の地下資源を開発する資金力や技術力が乏しく、日本への期待が大きいからです。同時に日本外交にとっては、この期待に応えることを通して、アフリカ諸国との関係を強化し、日本の国連安保理常任理事国入りへの支持を広げる狙いがあります。中国は日本以上にアフリカとの戦略的な関係強化に動いていますよ。”とある。

常任理事国入りなどはどうでもいいと思う、又、毎日新聞の記事のように遠まわしにではなく、露骨に資源外交を展開して欲しい。

資源を巡っては、日中間の戦争は大詰めだ。

首相、アフリカ40カ国首脳とマラソン会談 3日間で(朝日新聞) - goo ニュース
日本と中国の資源外交、“風林火山”―NBonline

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