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「どうする日本!」

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黛信彦の時事ブログ

台湾 仲良くしたい国の一番

2008年06月16日 | 外交
台湾の遊漁船が日本の巡視船と衝突して沈没したことに抗議する台湾の抗議船10隻(うち、巡視船1隻)が16日、尖閣諸島・魚釣島沖の日本領海を侵犯した。

政府は町村官房長官が「外交ルートで再三警告、申し入れを行ったにもかかわらず誠に遺憾だ」と述べ、台湾側に強く自制を求めるとともに、衝突事故で海上保安庁が巡視船側にも過失があったと認めたことに関し、既に台湾側へ謝罪したことを強調した。

それでも台湾が、18日予定しているという台湾海軍艦船に立法委員を乗艦させて、再度日本領海を侵犯するとすれば、由々しき事態である。
軍艦に政府関係者が乗艦して日本領海を故意に侵犯すれば、日本政府は単なる侵犯としての処理では済まなくなる。一歩踏み込んだ解釈と行動を示すであろう。

しかし、これは日本人の誰一人望まないこと、晴天の霹靂である。
日本人にとって台湾は、仲良くしたい国の一番なのだ。

その証拠に、不幸にも日台関係は72年の国交断絶以来、中国を慮って経済関係に偏っているが、07年6月現在の姉妹都市提携数は14の自治体(日本李登輝友の会調べ)になっていて、特に21世紀に入って6件と、相互に思い合う度合いが益々深まっているのが現実だ。
中でも特筆すべきは与那国島で、目と鼻の先にあたるから、日常の買い物まで行き来するほどの関係にある。

一部報道は、“台湾国民が民族主義に目覚めた”とも言うが、是非とも官民ともに自制してくれることを祈る。
それでも≪田単≫寄越せば 台湾は本気だと解釈する。

領海侵犯は遺憾=尖閣沖の台湾船-町村官房長官(時事通信) - goo ニュース

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