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黛信彦の時事ブログ

死に神 と 名人戦

2008年06月20日 | 政治・政局
18日付の朝日新聞夕刊は素粒子欄で、鳩山邦夫法相のことを「永世死刑執行人、またの名、死に神」と書いた。

さて、≪死に神≫は≪死に紙(朝日新聞)≫に置き換え、≪死紙≫に死神と。 怒るよ дゴルァァ~ に譲るとして、≪永世死刑執行人≫を考察した。

ネットで、Googleを介して≪永世○○○○人≫を検索すると、509件ヒットした。
しかし全部といえるほど、将棋に関連するものばかりで、中には永世竜王などというものがあり、≪永世死刑執行人≫のように 永世 と 人 の間に文字が入るものは、≪永世名人≫しかなかった。

≪永世名人≫といえば、17日夜、森内俊之九段を下して返り咲いた羽生善治・第66期名人が、名人位を通算5期以上獲得したことで得た、日本将棋連盟から与えられる、棋士の引退後の栄誉称号である。

よって(以下は、法律ド素人の発想だが)、≪永世○○○○人≫は日本将棋連盟の占有的意匠ともいえるわけで、この占有権を侵害して、≪永世死刑執行人≫という表記を商業活動に(おそらく)無断で使用した朝日新聞社に対して、日本将棋連盟は意匠侵害の賠償を求めることが出来よう。

また、名人戦を朝日新聞社と共催している毎日新聞社も、3者間の契約の範囲で権利損失の賠償を求めることが出来よう。

更に、被害を受けた2者は、共同で或いは単独での共催契約破棄も可能であろう。
勿論、毎日新聞社は、資金繰り次第で独占も撤退も可能で、これからが名人戦七番勝負だ。


蛇足:名人戦の共催(詳細はウィキで)
06年3月、朝日新聞社(以下、朝日)は、経済的に苦しい日本将棋連盟(以下、連盟)に姑息に取り入って、この時点で主催者であった毎日新聞社(以下、毎日)から主催権を奪う画策を行った。

朝日は連盟の米長邦雄会長から毎日に、その通告文を送らせたが、毎日は撤回を求めて社会問題にもなった。同年12月、ようやく毎日・朝日共催という決着を見て今日に至っている。
又、鳩山は邦夫、米長も邦雄、どちらもクニオ、何か因縁めいている。

朝日新聞夕刊素粒子欄「死に神」の表現、鳩山法相が抗議(読売新聞) - goo ニュース

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