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「どうする日本!」

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黛信彦の時事ブログ

接して漏らさずいく

2008年05月29日 | 中国
中国派遣が検討されているC130輸送機↑↑。中国の国民感情を考慮し、手前のブルーに塗装されたものを飛ばすらしい。日の丸も小さくデザインされている。

四川大地震救援の自衛隊派遣要求に対する、福田首相の「やってくれ」発言を支持したい。
迷うことなく、すぐに飛ぶべきなのだ。

●日本の事情
しかし、政府内にもいろいろな意見がある。野党も社民党が「なし崩し派遣はやめるべきで、派遣するなら民間として、」と福島代表が会見するなど、賛否両論だ。

又首相や中国に対する憶測も乱れ飛んでいる。更に、世論も意見がまちまちだ。この↓↓記事は、これらを細かく報じていて、分かりやすい。

現場バタバタ「拙速」懸念も 中国に空自機派遣へ 首相「やってくれ」(産経新聞) - goo ニュース

●中国の反応
一方、中国の国際問題紙・環球時報は、この自衛隊機派遣要請報道に関し、「環球時報」の在日特派員が28日、東京の中国大使館に電話で確認したところ、電話に出た大使館員は「そのような話は聞いていない」と答えた、と報じた。

又、時事通信によれば、日本政府が中国の要請を受け四川大地震の被災者支援で自衛隊輸送機の派遣を検討すると伝えられた直後から、中国のインターネット上には「援助隊と自衛隊は性格が違う」「絶対に許さない」と批判的な書き込みが多く寄せられているようだ。

「援助隊と自衛隊は性格違う」=被災地への輸送機派遣で市民-中国(時事通信) - goo ニュース

●心構え
先の大戦後、日本の自衛隊機が中国本土上空で飛行することは歴史的なことであり、救援活動を度外視しても、遠い将来の対中関係を思慮すれば、一度犯しておくことの意味は大きい。

ただし、中国側の自衛隊派遣要求の目的が、救援活動だけであるはずがない。
自衛隊の交信記録は勿論、あらゆるデータを入手しようとするし、それが目的の根幹であるかも知れない。
そういう観点から、おかしな言葉使いだが“接して漏らさずいく”が大事だ。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2008-05-30 07:56:07
もっと速く飛ぶべきだったと思われ
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