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黛信彦の時事ブログ

地検よ迫れ、『鳩山首相献金疑惑』

2009年09月17日 | 政治・政局
16日、第一期鳩山由紀夫内閣の閣僚就任会見で千葉景子法務相は、鳩山首相の献金疑惑(幽霊献金、故人献金とも言われる)に関する質問に「特別扱いはしない」と答えた。
ぜひそうあって欲しい。

疑惑は7月3日東京地裁に『鳩山由紀夫を告発する会』によって鳩山首相と芳賀大輔、勝場啓二の両秘書が告発され、同7日に受理されていて、東京地検は起訴か不起訴かの判断をせざるを得ない段階だ。
また、鳩山首相は上記会見で、小沢一郎幹事長の献金疑惑への東京地検の動きを「国策捜査」呼ばわりしたことについて「国策捜査という言葉を1度使ったが、2度は使っていない。1度使ったことに反省を持っている。そのような立場だ」とも述べた。
しかし、鳩山首相と東京地検の確執は収まらない。

文藝春秋10月号の特集によれば東京地検関係者は、「あとは勝場を逮捕するのか在宅起訴、するのか、芳賀と鳩山をどうするのか、逮捕の時期はいつにするのか、この3点に焦点は絞られました」と語っているという。
朝日新聞も、16日深夜に鳩山氏の虚偽献金問題、いまだ多くの疑問を配信し、「捜査の行方が新政権を揺さぶる可能性もある」と書いている。

鳩山内閣は「雇われ船長の船団」であるが、その船主たる小沢代表と船長の両方が献金疑惑の主であることは誠に聞こえが悪いし、全国民があの『蟹工船』で苦しむ船乗員だともいえる。
地検は、一日も早く糺していただきたい。

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