52 Crescent Street

東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

勝丸中太背脂麺@目黒

2010年09月19日 | 食べ物のこと


東京に戻ってきて、すぐに訪れたのは近所の勝丸。


勝丸目黒店では最近キャベツラーメンを見ない。
大好きだったのに、なくなっちゃったのかな、残念・・・

それで最近では新メニューの中太背脂麺にしている。
このメニュー、名前にあるように中太麺を期待しているとガッカリする。
中太というには細いのだよ。

ちょっと濃い目の醤油に背脂が浮いてギトギト系ではあるものの、
なんと生タマネギのみじん切りが入っていて、これが非常にうまいのだ!
口の中のギトギトをタマネギの辛味でさっぱりとさせる。これはグッドアイデア!

翌日は完全にオニオンブレスになっちゃうけれど
しばらくはその事実に目を瞑り勝丸通いが続きそう。

帰国、そして博多

2010年09月18日 | 散歩・旅のこと


いよいよ帰国の日。

まだまだいろいろ食べたかった・・・後ろ髪引かれつつ船に乗り込む。

行きは熟睡した3時間弱の航海だったが、帰りはちっとも眠くない。
海と空の間をときどき行き交う船を眺めたり、雲を眺めてボンヤリ過ごす。

そのうちに見えてきたのが対馬。(うっすらみえる)



釜山からたった1時間半。朝鮮半島からとっても近いのだな。
意外に長く大きい島だけど、元寇の折には多くの住民が犠牲になったとか。


壱岐も見えるはずだったのだけど、結局見ることができず、博多湾に到着。



釜山港と比べると海からの景色は小奇麗だ。迫力がまったくないのが寂しい。



博多で1泊してこの旅も終了。博多でも東横インに滞在。
釜山の東横インと間取り、家具の配置はまったく同じ。

荷物を置いて、早速お昼ごはん。


東横インの真隣にある、一竜さんでとんこつラーメン。





美味しいとんこつラーメンだ。でも、テジクッパと比べてしまう自分が悲しい・・・
釜山に行く前に食べるべきだった。



夜には有名な中洲の屋台にも行ってみた。





野球観戦@釜山サジク球場

2010年09月17日 | 散歩・旅のこと


釜山の締め括りは地元野球チーム釜山ロッテ・ジャイアンツの試合観戦。
「球都」と呼ばれるほど野球熱の高い釜山。前日にはサヨナラ勝ちしたばかり。

当日券を購入するためチケット売り場に。
たっくさんのお客さんが並んでるゾ。

内野はすでに売り切れだったので、外野席に。


これ↓が釜山サジク球場だ!



ところどころ、芝がはげているのが痛々しい。
が、チームも応援団もファンもそんなことはお構いなしだ。
「弱いが熱いチーム」として有名なロッテ・ジャイアンツ。
客席は持ち込んだ焼酎やつまみですでに各々盛り上がっている。



我らは我らで、球場でもパッピンス☆



この日の対戦相手はソウルのSKワイバーンズ。
いまのところトップのチーム。

しょっぱなから、応援団長の声援が熱い。(ちなみに、写真は9回のもの。でも、本当に最初から熱いのよ!)

なんせこの応援団長、美脚のチアリーダー4人を従えて歌えや踊れやもう大変。
応援団長の周りの観客たちもガンガン踊りまくって、ここはディスコ(←古い?)か状態。



外野席はむしろおとなしく、新聞紙を割いて作ったボンボンをふっての応援。



イニングの間に、こちら↓に観客席が映るのは日本と同じ。



しか~し!映った人の反応が全ッ然違う!

画面に映ったとたん、ガンガン踊り始めて球場を盛り上げるお兄さんやお姉さん。
Kiss Time なるものもあり、画面に映し出されたカップルはキスをしなければいけないらしい。
球場がkiss, kissのコールでわいちゃって、カップルもちゃ~んとブチューッと応えているではないか。
さすが、アジアのイタリアと呼ばれる韓国人。ラテンの乗りがすばらしい!


ひとりひとりの選手に応援歌もあるみたいで、とにかく声が止まない。
知っている曲もチラホラあるので、一緒になって歌いやすい。
一番ノリやすいのは「ロ~ッテロッテロッテロッテ~♪」だけどね。



外野席は外野席で面白い光景あり。

目の前のカップルはすでに膝マクラ状態でラブラブ。
周りのグループはチキンを囲んで酒盛り。

日本の球場みたいに売り子もけっこういる。
こちら↓は、ホットドックの売り子の兄さんたち。



なぜ二人で売り歩いているんだ? 

ビールはスルメとともに売られ、トッポギやサムギョプサルなどもあった!
日本とは違ってけっこうおばちゃんの売り子率が高い!
中にはドネルケバブを売るトルコ人の売り子もいたよ!





試合はというと、先制されたロッテジャイアンツ。すぐに逆転。
その後また逆転され、なかなか面白い展開。



ロッテ・ジャイアンツはファンサービスがけっこう良いらしく
ボールを客席にけっこう投げ入れてくれ、グローブを持った子供たちが喜んで取りに行く。
この辺は日本と同じ。

異なるのは、誰かがボールをとると一斉に「アジュラ、アジュラ(←のように聞こえた)」コールが響くこと。
どうも子供にやれって言ってるみたい。この雰囲気では大人は決してボールを持ち帰れない・・・


ロッテ・ジャイアンツには今年9試合連続ホームランの記録を作ったイ・デホという選手がいる。
彼が出てくるとみんながホームランを期待して、(ラララララララ)ホームラン イ・デ・ホ!と大合唱。
でも、みんなで合唱するとどうも「ひ・で・お」にしか聞こえない。

この日はキャッチャーのカン・ミンホも大活躍。前に座っていたおチビちゃんはカンミノのファンらしい。



我らも一緒に「ロッテ エ カンミノ!ロッテ エ カンミノ! オーオーオーオー オーオーオーオー」♪あ~気持ちいい♪




相手側の攻撃、ロッテ・ファンのしばしの休息時間。静かになった客席で
しばらく、じーっと、黙りこくって何かを考えていたらしいたいちゃん。
突然、「あっ!」と大声を出して、「ガルシアだ、ガルシア」叫び始めた。
目の前に座っていた親子がびっくりして後ろを向いた。

たいちゃん、オリックスにいたガルシア↓を発見し大騒ぎだったのだ。



すると、前にいた親子のお父さんが、「そうです、ガルシアです」っと流暢な日本語で反応してきた。
そこから一気に野球話で盛り上がったたいちゃんとお父さん。
このお父さんは会社で1ヶ月日本語を勉強しただけらしいが、十分上手だった。
しかも帰り際には、その流暢な日本語で

  「日本と韓国の平和のためにがんばりましょう」

すばらしいね。我らも韓国語でこれぐらい言えるようになりたいものだ。


ちなみに、ガルシアの応援歌はハレルヤで「ガールシア、ガールシア、ガルシアッ、ガルシアッ、ガルーシア!」




応援が盛り上がるも、点差は開くばかり。今日もサヨナラおねがいしますよ~
そんなファンの気持が伝わってくる。

8回に入ったところでオレンジ色のビニール袋が配布された。
ゴミ捨て用の袋だと思うが、ロッテ・ファンは発想力豊か。
ゴミ袋でさえ応援の材料に変身させる。

みなさん、ビニールを膨らまして頭にくくりつけはじめたのだ。
球場が一気にチームカラーに染まる。




たいちゃんもロッテ・ファンになりきってこの通り↓



女の子たちは工夫してリボン風。





それにしても、ロッテ・ジャイアンツ・ファンの応援は凄まじい。
10-5の負け戦9回でも帰る人少なく、立ち上がっての応援。



応援団長とチアリーダー4人も最後の力を振り絞って場を盛り上げる。





最後にはなんと日本でも大ヒットしたチョー・ヨンピルの「釜山港へ帰れ」をみんなで熱唱。
いや~、ここで「釜山港へ帰れ」が出てくるとは!!!

結局10-5で負けてしまったロッテ・ジャイアンツ。
だけど、ファンの応援はすばらしかったあ



テジクッパ@西面

2010年09月16日 | 散歩・旅のこと
海雲台から地下鉄に乗って西面へ移動。

西面には免税店や大型ショッピングモール、地下ショッピング街などがあって
買い物天国らしい。

我らも一応ちょっとは買い物したい。が、まずは腹ごしらえ。
お目当ては釜山名物のテジクッパ。

西面にはテジクッパ通りなるものがあり、その一角は有名店がずらりと並ぶ
「テジクッパ激戦地」であるとの情報をゲットした我ら。

地図を片手に見事たどり着き、こちら↓のお店、キョンジュクッパにお邪魔した。



お店の前の大釜では大量の豚骨スープがグツグツグツグツ!
ちなみに、テジクッパとは手間隙かけてじっくり煮込んだ豚骨スープにご飯を入れたもの。



お店には日本語メニューは一切ないものの、身振り手振りで無事にテジクッパを注文。
すると、このような↓おかずがやってきた。



地元の方々が食べる様子をそれとなく観察してみると、
どうもニラと小エビの塩辛を好みでスープに加えて食べているようだ。
生のタマネギや青唐辛子や生ニンニクはこのまま味噌などにつけて食べている。
そして、タレには肉をつけて食べるらしい。

で、テジクッパ登場。見るからにコラーゲンたっぷりの白濁スープ。
まったく臭みがない!これはすごい!



試しに豚肉を食べてみる。や・わ・ら・か・い~♪



あとは好みで、ニラを入れ



エビの塩辛を加え



ここでグチャグチャ混ぜていただくのだ。
たいちゃんは味噌も入れたようだ。



一口食べたら昇天!
やさしくまろやかな味わいの奥深くに何とも言えないコクが感じられる。
時にポン酢で豚肉を食べるのがアクセントに。

ああ~、もう信じられないぐらいおいしい~♪

ブログを書いている今でも、デジクッパのためにもう一度釜山に行きたい!
と思ってしまうぐらい美味しかった♪

海雲台と水族館

2010年09月15日 | 散歩・旅のこと


釜山3日目はシティーツアーバスの海雲台コースに乗車。
高級リゾート海雲台を目指して出発だ。

途中に大きな橋があったり、高層ビルが林立したり、かなり未来型都市の様子。

30分位のドライブで海雲台に到着。こちら↓が海雲台ビーチ。






曇で波も高く、海に入る人はさすがにいない。
我らはもとより海水浴には興味なし。サメで有名らしい水族館へ!



入口付近では愛嬌ある生き物がお客さんたちを出迎えてくれる。




ペンギンの前を通りすぎて、さらに奥へ奥へと進んでいくと、いつの間にか神秘的な世界へ。




そして、最後に目玉の大水槽!たくさんのサメがゆったり泳いでいる様を
トンネルをくぐって下から覗くことができるようになっている。




規模はたいして大きくないけど、十分楽しめたよ。

ヘムルタンチゲ@チャガルチ市場

2010年09月14日 | 散歩・旅のこと




一旦宿に戻って、夜あらためて出直したチャガルチ市場。
夕飯はチャガルチ市場の2階でヘムルタンチゲ(海鮮鍋)だ。

ここでもメインが来る前に、たくさんのおかずが登場。
嬉しいことに並んだおかずに焼きサンマが!!!
海面温度の上昇で不漁と言われているサンマ。
今年は日本ではまだ一度も食していないあのサンマ。
こんなところでお目にかかるなんて~♪一気にテンションアップです



サンマをつついているところに、海鮮鍋の登場。
鍋に火をつけた後、生簀から生きたタコを持ってきて
なんと頭からスープにダイブ!



はじめは必死にもがいて手足をクネクネさせていたタコだが
頭から茹で上がってはそう長く生きてはおれず、すぐに静かに。
いい具合に茹で上がったところを、おばちゃんがハサミでチョキチョキ。
食べやすい大きさに切り分けてくれる。



さらに、煮たって食べごろになるとお皿に取り分けてくれるのだ。



いろいろな具材からダシがでて、スープがメチャうま☆



この日、韓国で初のマッコリを飲んでご機嫌のたいちゃん。
お店の社長に韓国語の発音を褒められ、さらに上機嫌に。
ここの社長とはいっしょに写真も撮ったよ(上参照)。



ちなみに、アタシは何気におかずのイチジクがとても気に入ってしまった!


素花房@南甫洞

2010年09月13日 | 散歩・旅のこと



観光客に人気のチャガルチ市場、国際市場、南甫洞は徒歩圏内。
国際市場で昼ごはんとデザートを堪能したあとは、散歩も兼ねて南甫洞へ移動。

ファンションストリートをぶらぶらして、疲れてきた頃、韓国伝統茶の店素花房へ。

入り口を入るとすぐに茶器やお茶が並んだ棚が眼に入る。


この日は他に誰もお客さんがいなくて貸切状態。ものすごく静か。

医食同源文化の韓国では韓国伝統茶もやはり何かしら効能があるらしい。
メニューの説明をじっくり読んで、たいちゃんはナツメ茶、わたしは梅茶を注文。


大きな器にたっぷり入った梅茶登場。



胃腸の調子を整えるという梅茶だが、とても甘くて且つ酸っぱい!
正直こんなに大量には飲めないぞ。。。



蓋付きの茶器に入ったナツメ茶はトロリと濃い目。



漢方薬っぽい味と甘さの強いナツメ茶。
たいちゃんはあまりお気に召さなかったようだが、わたしは結構気に入った。
しばらくゆっくりした後、夜に向けて一旦ホテルにもどることにした。


パッピンス通り@国際市場

2010年09月12日 | 散歩・旅のこと


国際市場にパッピンス通りと呼ばれる路地があり、
5つほどの屋台が夏はパッピンス、冬はぜんざいを提供している。

まだまだ暑い盛り。食後のデザートにこちらでパッピンスを。


昔ながらの手動氷削り器を使って、おばちゃんがガリガリと豪快に氷を削る。



そうして出てきたのが、こちら↓のパッピンス。



底の方にアズキや缶詰フルーツが隠れている。



グチャグチャにかき混ぜて、このような状態↓になったら食べごろ。



手動で削っているせいか、氷が柔らかい。刺々しさが一切ない。
やっぱり自動氷削り器より手動よね。

コールドストーンやその他カフェのパッピンスのような派手さはないけど
昔ながらのまーるい感じのパッピンスに正直感動すら覚えたわ。

氷がなくなりかけると「器を寄こせ」とおばちゃんがジェスチャーで言う。
氷を追加で盛りつけてくれるのだ。しかも、アズキまで
お代わりつきのパッピンス、この太っ腹に拍手

トルゴレ@国際市場

2010年09月11日 | 散歩・旅のこと



釜山2日目は釜山駅前から出発するシティツアーバスに乗って観光。

この日は太宗台コースのバスに乗ってみた。

太宗台コースは港沿いにバスを走らせ、松島、龍頭山公園など観光名所を回るコース。
とっても暑い日だったので、我ら夫婦を含めバスの乗客はほとんど観光地で降りることなくチャガルチ市場に到着。

チャガルチで昼ごはんをと誰もが決め込んでいたらしく、
ここで一気にみなさん下車。

我らもチャガルチから歩いていける国際市場でお昼ごはんを食べるため下車。




お目当てはスンドゥブチゲが有名なトルゴレというお店。
黄色の看板が目立っています。

2Fに上がると地元の人達が食事をしている最中。
我々も適当に座ってスンドゥブチゲとテンジャンチゲを注文。

すかさず、ご飯とキムチが運ばれてきた。



ここのキムチがもろわたしの好み。お土産キムチも販売している様子。
1キロ1万ウォン(約720円)はかなり魅力的。しかし、帰りは博多経由。
今回は泣く泣くあきらめた。

さっぱりした水キムチやコチュジャンで和えた豆乾のようなものを食べながら待つこと数分。

スンドゥブチゲが運ばれてきた!



グツグツと煮たった状態のスンドゥブチゲ、美味しそ~

一見辛そうに見えるこの赤い色。口に含んでみるとそう辛くもない。
麻布十番のファンソほどではないが、十分美味しい。


テンジャンチゲもやってきました!豆腐が丸々入っている。
こちらも熱々の状態。



地元の人たちの食べ方を真似してみた。
ごはんに豆腐やスープをかけてグチャグチャ混ぜるのだ。
見た目は悪いが、こうして食べると美味しいよ♪



いっぱい食べてこれで一人3000ウォン(約220円)。
本当に釜山大好き

本家スップルカルビ@チャガルチ駅

2010年09月09日 | 散歩・旅のこと
お昼ごはんとパッピンスを食べた後は、一旦ホテルに戻ってお昼寝。
さすがに4時起きはきつかった。次に目覚めたのは夜8時。
ぴったり測ったように夕ご飯の時間です。

いそいそと支度をして向かった先はチャガルチ駅の目の前にある
本家スップルカルビ。



まずはビールで乾杯♪



骨付き牛カルビと普通のカルビを注文したら、小皿がずら~っと並びました!



もちろんお肉を巻いて食べるための葉野菜も!
野菜はなくなると補充してくれます。



お肉はこの店のオーナーの息子が焼いてくれました。
ちなみに、彼は日本留学していて、日本語がペラペラ~。
すっごい働き者で好感度高い 


おしゃべりしている間にお肉が焼けました!
焼けたお肉は、まずこちら↓の絶品塩ダレにつけて



こんなふう↓に野菜で巻いて、一口でいただきます♪



う~、このパセリみたいな葉っぱ、清涼感があってお肉がさっぱり食べられるぅ
そして、あっという間に完食。


お次は骨付きカルビ。



秘伝のタレにつけて丁寧に準備されたカルビを食べやすい大きさに切って焼いてくれます。




骨付きカルビは専用のタレにつけていただきます。
ちょっと酸っぱいタレで、生のタマネギとワサビ入。
これまでどこでも食べたことがない味で、すっごく美味しくて忘れられない。

次に、行者にんにく↓で巻いて食べるというのも、おしえてもらいました。



こんなにいろいろな食べ方があるなんて!
奥が深いぞ、韓国焼肉!

あまりにもおいしかったので、追加で一皿。
1日目にして、釜山大好きになってしまいました。