先週三泊四日で遊びに来ていた台湾人の余さん。
初日の夜は目黒の中華屋で余さんが大好きな"日本風回鍋肉"を食べ、
二日目の夜は六本木の
トニーローマと
ハードロックカフェをはしごし、
日本滞在最終日の夜は新大久保へ。
行ってきたのは職安通り沿いにある
オムニ食堂本店。
チャプチェ、チヂミ、ブルコギ、ガムジャタンなどなど
お決まりの料理を注文した後は近況報告の続き。
3日間、といっても夜だけですが、ず~っと話しっぱなし。
半年以上会っていない上に、いつも新しいことに取り組んでいるので
余さんの近況報告は1日や2日では終わらないのです。
今年初めからずっと上海でお仕事をしている余さん。
最近やっとカルチャーショックから立ち直りつつあるそう。
一般の日本人以上に清潔好きな余さんにとっては
国際化甚だしい上海であってもなかなか気に入らない。
余さんの価値観を支える最低基準を上海で求めると
バカバカしいぐらい高価な値段を払わなければならず、
かといって自分が快適だと感じるレベルの環境を求めずにはいられない。
この辺のジレンマでけっこうくたびれているらしい。
さらに、思いがけないことに「言葉の壁」なるものにもぶち当たっているらしい。
台湾も中国も北京語が公用語になっていてネイティブ同士のはずなのに何を今さら
「言葉の壁」?
北京語、ではないんだそうです。
上海語、の壁なんだそうです。
上海の人はまず上海語で挨拶。こいつは上海語がわからないと判断されると
言葉は北京語にかえてくれるものの、一気に心のシャッターが降りる。
ビジネス上、非常にやりづらい。
ということで、余さんは現在上海語を勉強中だそうです。
日本・アメリカでの留学経験を持つ余さんは独自の学習法を構築している。
言葉の学習はそれこそ文化の吸収。現地人の習慣や思考回路を取得するのに
欠かせないのはラジオの存在。新しい土地に行ったらまずタクシーに乗って
地元で人気のあるラジオステーションを聞き出すこと。
最近上海でお気に入りのラジオは法律相談。
これからビジネスを展開させるのに共産主義国の法律に明るくないといけない。
ラジオでは法律関係だけでなく、現地人の言い回しも勉強になるんだって。
相変わらず、たくましい・・・
ごはんを食べたあとはデザートを求め、職安通りのドンキホーテへ。
「ドンキホテ店」という看板をみるにつけ、この界隈にアジアを感じる。
ここで「はちみつ」のホットクをゲット。
最後にスーパーで「オイキムチの素」と「チヂミの素」を購入。
新大久保ってやっぱり楽しいところだな♪