52 Crescent Street

東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

影武者徳川家康(慶一郎)

2009年04月12日 | 本のこと
影武者徳川家康〈上〉 (新潮文庫)影武者徳川家康〈中〉 (新潮文庫)影武者徳川家康〈下〉 (新潮文庫)

オーラの泉の予告編で、三輪さんがゲストの哀川翔さんに対して
「男の中の男は繊細」というコメントをしていた。

これって『影武者徳川家康』の「いくさ人」たちにも当てはまる言葉ではないか。

「いくさ人」は繊細でなければならない。

周囲の人の感情に対しても、勝機を見るにも、人生の機微に対しても敏感でなくてはならないから。
敏感であるために繊細さは欠かせない。

「繊細である」というのは、決して「傷つきやすい」と同義ではないと思う。
「繊細である」というのは、「本能的な感覚の鋭さ」や「生きる力の強さ」のことじゃないか。

本書の主人公・世良田二郎三郎、甲斐の六郎、島左近、風魔風斎は
まさしく「繊細」な人たちだった。

グリルドチキン&ポテト

2009年04月11日 | 食べ物のこと
最近料理の手際の良さをほめられるようになってきた。

あっという間に食卓に料理を並べて「もうできたの~!」って言わせるのが快感。
これも訓練のたまもの。やればできる。

もうひとつの快感。実はとても簡単なのに力作に見えるとほめられたとき。
最近のヒットはグリルドチキン&ポテト。



お鍋1個でできちゃうお手軽料理ですが、味わい深くできるのが売り。

オリーブオイルとニンニクとローズマリーと塩が少々。
これだけあれば十分の手軽さ。

すでに定番献立になっています。

新大久保で韓国三昧

2009年04月10日 | 食べ物のこと
先週三泊四日で遊びに来ていた台湾人の余さん。

初日の夜は目黒の中華屋で余さんが大好きな"日本風回鍋肉"を食べ、
二日目の夜は六本木のトニーローマハードロックカフェをはしごし、
日本滞在最終日の夜は新大久保へ。

行ってきたのは職安通り沿いにあるオムニ食堂本店



チャプチェ、チヂミ、ブルコギ、ガムジャタンなどなど
お決まりの料理を注文した後は近況報告の続き。

3日間、といっても夜だけですが、ず~っと話しっぱなし。
半年以上会っていない上に、いつも新しいことに取り組んでいるので
余さんの近況報告は1日や2日では終わらないのです。

今年初めからずっと上海でお仕事をしている余さん。
最近やっとカルチャーショックから立ち直りつつあるそう。

一般の日本人以上に清潔好きな余さんにとっては
国際化甚だしい上海であってもなかなか気に入らない。

余さんの価値観を支える最低基準を上海で求めると
バカバカしいぐらい高価な値段を払わなければならず、
かといって自分が快適だと感じるレベルの環境を求めずにはいられない。

この辺のジレンマでけっこうくたびれているらしい。

さらに、思いがけないことに「言葉の壁」なるものにもぶち当たっているらしい。
台湾も中国も北京語が公用語になっていてネイティブ同士のはずなのに何を今さら
「言葉の壁」?

北京語、ではないんだそうです。
上海語、の壁なんだそうです。

上海の人はまず上海語で挨拶。こいつは上海語がわからないと判断されると
言葉は北京語にかえてくれるものの、一気に心のシャッターが降りる。

ビジネス上、非常にやりづらい。
ということで、余さんは現在上海語を勉強中だそうです。

日本・アメリカでの留学経験を持つ余さんは独自の学習法を構築している。
言葉の学習はそれこそ文化の吸収。現地人の習慣や思考回路を取得するのに
欠かせないのはラジオの存在。新しい土地に行ったらまずタクシーに乗って
地元で人気のあるラジオステーションを聞き出すこと。

最近上海でお気に入りのラジオは法律相談。
これからビジネスを展開させるのに共産主義国の法律に明るくないといけない。
ラジオでは法律関係だけでなく、現地人の言い回しも勉強になるんだって。

相変わらず、たくましい・・・





ごはんを食べたあとはデザートを求め、職安通りのドンキホーテへ。
「ドンキホテ店」という看板をみるにつけ、この界隈にアジアを感じる。

ここで「はちみつ」のホットクをゲット。





最後にスーパーで「オイキムチの素」と「チヂミの素」を購入。
新大久保ってやっぱり楽しいところだな♪

多摩川と桜と夕日

2009年04月09日 | 徒然のこと
この春、姪っ子が高校生になりました♪

お祝いにEx-wordの電子辞書を携え多摩川沿いの姉の家へ。
姉の家は目の前が桜並木です。

毎年この時期はすばらしい眺めです。



桜並木のむこうの土手には、思い思いに休日を過ごす人たち。



のんびりした風景に誘われ土手に出てみると
大きく広がる空と夕焼けが。



いいことありそうな予感がしたのでした。

等々力散歩

2009年04月08日 | 徒然のこと
等々力渓谷にある満願寺境内の桜をみにいってきました。

前回来たとき渓谷の気温は9度。今回は14度。
短い期間で暖かくなったものです。




前回はみられなかったお花も咲いていました。




急な階段をのぼると満願寺境内です。
境内の桜も満開でした。

もうちょっと早い時間に来ていたらもっときれいだったろうな。




葛根湯の正しい飲み方

2009年04月07日 | 徒然のこと
一昨日からどうも体調が優れない・・・

医者嫌いでめったに病院にはいかないのだけど、
大事な仕事がたてこむ4月に倒れるわけにはいかないので
珍しく自分から近所の町医者に駆け込んだ。

処方を出してもらったのは、ツムラの葛根湯。

「漢方薬は食前に飲むと効果がある」

これはわたしでも知っていることだけど

「発汗作用を促すために、顆粒をお湯に溶いてお茶みたいに飲むとよい」

という薬剤師さんの説明には「へぇぇ~」。

さぞかしまずいんだろうと思いながらも、早速お湯に溶かして飲んでみた。
なんのことはない、甘味のないショウガ茶みたい。

普段からお茶の代わりに飲んでもいいかもって思えるお味。
これではやく万全の体調になりますように。

目黒川散歩

2009年04月06日 | 徒然のこと



目黒側の桜がやっと満開になりました。

この週末は天気もよかったので、目黒川沿いはものすごい人出です。
その中をわたしたちも毎年恒例のお花見散歩へ出かけました。

途中いくつもの橋で寄り道しながら中目黒を目指します。

だんだんと日が暮れてくると両岸の提灯に明かりがともり始め
薄いピンクの桜花がぼんやりと浮かび上がります。



中目黒駅に近づく頃には、いい具合にお腹が空いて
これも毎年恒例「とんかつたい樹」に寄りました。

こちらのとんかつは、三種類の塩でいただきます。

ここに来るようになってから、その時々の体調によって
おいしいと感じる塩が異なることを発見。

ちなみに、前回来たときには「宮古島の雪塩」がおいしく感じたけれど、
今回は「アンデスのローズソルト」がいちばんよかったな。



じゃ~ん!こちら↓はサックサックの黒豚ロースカツ定食です♪




こちら↓は塩カツ丼です。味付きなのでこのまま食べられます。



せっかく散歩で消費したカロリーもこれで台無し。

もともとダイエットのつもりで歩いているわけではないけれど
ちょっとだけ後悔するのも毎年恒例のことなのでした。

ドライブがてらバーガー屋

2009年04月05日 | 食べ物のこと
実は最近、自動車を新しくしました。

これまでは「走ればいいや」的感覚だったのが
今度の車は見た目も乗り心地も走りもすばらしい。

待ちに待った納車は先週末。
ここ最近のETC騒動で納車時のETC搭載はかなわなかったけれど
近場へのドライブだったらETCも関係ないのでさっそくご近所をドライブ。

目的地は駒沢オリンピック公園近くのバーガー屋さんAs Classics Diner
たまにはマックではなく本格的なハンバーガーが食べたくなるのだ。

アゴが外れそうなぐらい厚みのあるバーガーたち。
専用の袋に入れないと肉汁でベトベトになっちゃうよ。

グリルド・パイナップル・バーガー


アボカド・チーズ・バーガー


オニオン・アンド・マッシュルーム・バーガー


このボリュームのおかげで食べ終わった後は
しばらくバーガーはいいやってなってしまうのでした。





演劇ユニットbites「なまもの」

2009年04月04日 | 徒然のこと
坂本三成って俳優さんをご存じですか?

「黒革の手帖」や「セレブと貧乏太郎」などTVドラマにも出てますが
舞台活動にも精力的に取り組んでいる俳優です。

実は留学時代からの知り合い。
ボストン時代のルームメイトのお兄さん。

「体を鍛えることと格言が好きなやさしいお兄さん」っていうイメージだったのが
いつの間にか俳優さんですよ。

何か舞台があるときは連絡をくれるんですが、これが今のところ外れなし。
南阿佐ヶ谷かもめ座で行われた今回の二人芝居もすっごくよかった♪



ハロルド・ピンター作「そこがいけない」は、短い劇をいくつかの異なるパターンで演じるもの。

頭だけののんびりしたやりとり、理解不能な言語での激しいやりとり、
ディナーの席での紳士的且つ静かなやりとりで、同じ会話を繰り返す。
何者だかわからない人物をよくこんなふうに演じ分けられるなあってちょっと感動。

着替えのシーンのテンポがよく、また鍛えられた二人の背中に惚れ惚れしました。
津軽弁が使われていたのにもちょっとニヤリ。
(坂本三成さんは青森出身)


岸田國士作「命を弄ぶ男ふたり」は自殺の話なんだけど
ちょっと古くさい言葉遣いでたくさんしゃべりながら
尚かつ会話には表れない心理描写がきちんと伝わる。

重いテーマを、ときに緊迫感たっぷりに、ときにコメディタッチに演じて
まったく飽きさせない。

照明と音声で鉄道の接近や通過を表現していたのもとっても効果的。
シュールな世界にどっぷりはまってしまいました。

東京公演はたったの4日で終わってしまいましたが、またぜひやってほしいなあ。