52 Crescent Street

東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

忘れもしない

2007年09月11日 | 徒然のこと
6年前の今日という日。

いつものごとく7時半には、地下鉄Wラインに乗って職場へ。
Wラインは、マンハッタン内では地下を走っていますが
アストリア地区では地上を走ります。ミッドタウンのオフィスへと
向かう電車が、イースト・リバーに差し掛かると、さえぎるものが
まったくない河の向こうに、マンハッタンの東側が一望できます。
クイーンズボロ・ブリッジからみるダウンタウンのビル群には
いつも圧巻されるのですが、この日は見事な秋晴れの空の方が印象的でした。
雲ひとつない秋晴れで、空の色も吸い込まれるように青く、こんな青い空は
見たことがないというくらい、気持ちのよい朝だったことを覚えています。

まさかこの約1時間後に、この青空をバックに、飛行機が2機、
WTCに突っ込んでいくなど、予想もせず。

まるで難民行列のように、うなだれて、肩を落として、ゆっくりゆっくり
歩いていく人々の群れに紛れ、わたしも1人ミッドタウンから帰途につきました。
初めて徒歩でクイーンズボロ・ブリッジを渡り、アストリアの家にたどり着いた
ときには、いまだ何が起こっているのかよくわからない状態のまま。

その日はルームメイトと、たまたま前日から遊びに来ていたルームメイトの友達と
テレビの前に釘付けに。その日の夜か、次の日の夜か忘れてしまいましたが、
NYCでは稀な地震が起こり、また新たなテロが起きたのかと
眠れぬ夜を過ごしたことが忘れられません。

あれから6年、あの日のような青空は、いまだ見ることができません。
あんなきれいな空から、あんなに不吉なことが起こるなんて。

テロはもちろんのこと、片側の大儀だけで引き起こされる戦争も
すべてなくなってしまえばいいのに。

キリムのある素敵な暮らし

2007年09月11日 | 本のこと
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わたしの目標は、毎年1枚ずつキリムを買い足していくこと。
敷物として以外の使用法や、家具との組み合わせ、色味など
ヒントにしているのが、この本です。

キリムを最大限生かすための家作りなど、おしゃれで暖かい部屋が
いっぱい。眺めるだけでも、楽しい1冊です。