6年前の今日という日。
いつものごとく7時半には、地下鉄Wラインに乗って職場へ。
Wラインは、マンハッタン内では地下を走っていますが
アストリア地区では地上を走ります。ミッドタウンのオフィスへと
向かう電車が、イースト・リバーに差し掛かると、さえぎるものが
まったくない河の向こうに、マンハッタンの東側が一望できます。
クイーンズボロ・ブリッジからみるダウンタウンのビル群には
いつも圧巻されるのですが、この日は見事な秋晴れの空の方が印象的でした。
雲ひとつない秋晴れで、空の色も吸い込まれるように青く、こんな青い空は
見たことがないというくらい、気持ちのよい朝だったことを覚えています。
まさかこの約1時間後に、この青空をバックに、飛行機が2機、
WTCに突っ込んでいくなど、予想もせず。
まるで難民行列のように、うなだれて、肩を落として、ゆっくりゆっくり
歩いていく人々の群れに紛れ、わたしも1人ミッドタウンから帰途につきました。
初めて徒歩でクイーンズボロ・ブリッジを渡り、アストリアの家にたどり着いた
ときには、いまだ何が起こっているのかよくわからない状態のまま。
その日はルームメイトと、たまたま前日から遊びに来ていたルームメイトの友達と
テレビの前に釘付けに。その日の夜か、次の日の夜か忘れてしまいましたが、
NYCでは稀な地震が起こり、また新たなテロが起きたのかと
眠れぬ夜を過ごしたことが忘れられません。
あれから6年、あの日のような青空は、いまだ見ることができません。
あんなきれいな空から、あんなに不吉なことが起こるなんて。
テロはもちろんのこと、片側の大儀だけで引き起こされる戦争も
すべてなくなってしまえばいいのに。
いつものごとく7時半には、地下鉄Wラインに乗って職場へ。
Wラインは、マンハッタン内では地下を走っていますが
アストリア地区では地上を走ります。ミッドタウンのオフィスへと
向かう電車が、イースト・リバーに差し掛かると、さえぎるものが
まったくない河の向こうに、マンハッタンの東側が一望できます。
クイーンズボロ・ブリッジからみるダウンタウンのビル群には
いつも圧巻されるのですが、この日は見事な秋晴れの空の方が印象的でした。
雲ひとつない秋晴れで、空の色も吸い込まれるように青く、こんな青い空は
見たことがないというくらい、気持ちのよい朝だったことを覚えています。
まさかこの約1時間後に、この青空をバックに、飛行機が2機、
WTCに突っ込んでいくなど、予想もせず。
まるで難民行列のように、うなだれて、肩を落として、ゆっくりゆっくり
歩いていく人々の群れに紛れ、わたしも1人ミッドタウンから帰途につきました。
初めて徒歩でクイーンズボロ・ブリッジを渡り、アストリアの家にたどり着いた
ときには、いまだ何が起こっているのかよくわからない状態のまま。
その日はルームメイトと、たまたま前日から遊びに来ていたルームメイトの友達と
テレビの前に釘付けに。その日の夜か、次の日の夜か忘れてしまいましたが、
NYCでは稀な地震が起こり、また新たなテロが起きたのかと
眠れぬ夜を過ごしたことが忘れられません。
あれから6年、あの日のような青空は、いまだ見ることができません。
あんなきれいな空から、あんなに不吉なことが起こるなんて。
テロはもちろんのこと、片側の大儀だけで引き起こされる戦争も
すべてなくなってしまえばいいのに。