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東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

三国志(2)(3) (北方謙三)

2007年09月14日 | 本のこと
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だんだんはまってきました。

今のところ物語は、曹操、劉備、呂布、孫策などの
武将を中心に進んでいます。彼らの動向だけでなく
心の機微にそれぞれの性格が反映されています。
2巻ー3巻あたりでよく取り上げられるのは、曹操です。
この曹操ですが、なんでそこでその失敗するのってぐらい、
ときとして隙だらけになってしまう大将です。
普段は頭が切れるし、勇猛なのに罠でしょ、それって、
と思うようなところに突っ込んで死に損なうこと数回。

3巻に入ってからは、無条件降伏した敵から贈られた
人質の女に溺れているところを、これまた襲われ
大事な部下と息子が戦死するはめに・・・

水滸伝を読んでからの三国志では、三国志の武将たちの
戦振りがあまりに甘く悠長な感じがするのですが
これって、時代によるギャップなのでしょうか。
歴史的には、戦い方も武器の進化とともに大きく
変わっているんですよね。

今はまだそんなに大きく取り上げられてはいませんが
一番の注目は、孫策。まだうら若い彼が、今後どのような
器の大将に育つのか大いに楽しみです。