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東京目黒から山梨へ育児のためにお引越し。40代高齢出産ママの雑記帳です。

三国志(1) (北方謙三)

2007年09月07日 | 本のこと
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楊家将も読み終わっちゃったし、水滸伝(12)の発売はまだ先だし
どうしよう・・・と困ったところで、北方謙三のもうひとつの長編
「三国志」に取り掛かることにしました。

水滸伝だけでなく、他の英語の小説とも平行して読み進めてているので
話がこんがらがってこないかい?と心配されるのですが、問題ありません。
混乱しないよう、それぞれの本を読む場所や時間帯を変えるなど
ばっちり工夫していますので。

さて、非常に有名な「三国志」ですが、実はこれまで一度も目を通したことが
ありません。中国の歴史に対する関心は高いほうだと思うのですが
なぜかマンガ三国志さえも読んでいなかったのは、我ながら不思議。
曹操、劉備、関羽、孔明なんていう名前は一応覚えていましたが、誰が何を
したんだっけ?とまったくわかっていない状態です。

それにしても、登場人物がこんなに多いとは・・・
水滸伝も登場人物は多いのですが、北方水滸伝では、ひとりひとりの物語が
丁寧に描かれているので、記憶に残りやすいし、感情移入もしやすい。
でも、三国志ではそうはいかないようです。
曹操も劉備もすでに登場していることはいるのですが、まだそんなに
活躍していませんので、必然的に勢力の大きい他の武将の出番が多くなります。
その他武将は、物語上そんなに活躍しないのか、ひとりひとりの描写は
そんなに詳しくない。よって、感情移入しづらい。

第1巻は、状況把握だけで終わった感が否めません。
第2巻では、もう少し物語に入り込めるといいなあ・・・