市民の相談を受けていたので、携帯電話をマナーモードにしていると、携帯電話の振動音がなりました。あとで確認すると午後2時20分の時間でした。相談が終わり着信履歴を見るとUHBテレビ局の○○記者さんであることが判り、午後3時10分頃に私から電話をすると、「申し訳ございません・・・」といきなり謝罪からの会話です。何のことか判らないので、「どうしましたか?」と伺うと、「今夕報道する“苫小牧が受け入れ直前 震災ガレキ問題の真実ですが、渡辺議員の取材したところは(時間の都合で)放映されなくなりました。申し訳ございません・・・」との説明でした。
今回の取材は、UHBテレビ局の○○記者さんから突然取材要請を受けての問題だけに、「別に私から取材を要請した訳ではなく、そちらから何とか時間をとってほしい・・・」と日時・時間まで指定されて取材に応じたものだけに納得出来ませんでした。しかも今日の番組が放映される3時間前に電話での謝罪です。(もっと早く判っていたと思いますが!)
私は、何故今日になって急に変更になったのか?月曜日の段階で電話で確認した際にも、「局の都合で木曜日の放映に変更しましたのでよろしくお願いします」と変更される説明は一言もなかっただけに理解が出来ず、「ただ謝罪だけでは説明になっていないので、上司の方から説明を求めます」と電話を切りました。
すると午後3時半過ぎに、報道部の管理職の方から、「こちらの取材と状況が変わって・・・」と全く理解の出来ない言い訳を繰り返しながら、「渡辺議員の言うとおりで、弁解の余地はありません。申し訳ございません」の繰り返しで、説得力のない説明でした。
私は、マスコミ報道すべてが真実とは思いませんが、視聴者受けするタイトルをつけて、事前に変更する内容に対し(私に)説明もなく見切り発車する姿勢は許すことは出来ません。
結局、私に対し約1時間も取材した真意は何だったのか?ただ、好き勝手にしゃべりまくったのではなく、記者からの質問に対して答える対面方式での取材だったことは(議会事務局の方も含め)知り尽くされた事実です。
予めテレビ番組で紹介しながら、変更することは良くあることですが、今回のテレビ局の対応は余りにもお粗末の限りです。
私のところに、「・・・政治的力学が働いたのでは?」と電話で助言した方がいましたが、「もし、そうであれば最初から取材要請をすべきではない」と思います。
視聴者は様々な角度から現実を知りたいと思いニュース番組を見ています。都合の悪いことろをカットしては真実を報道することになるのか、制作スタッフは忘れないでほしい、と今回の取材を通して感じました。