こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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いつの時代でも財政難ですネ!

2010年12月27日 07時04分02秒 | インポート

 今朝のウォークは本当に寒かったですネ。でも、継続が求められていますから頑張ります。これから、今年最後の朝宣に行ってきます。

 年末・年始を迎える上で何かとお金が必要ですネ。驚いたのは国の新年度予算額です。92.4兆円って想像出来ない金額ですネ。来年度の国家予算案で、過去最大の規模です。国家予算が増えたから、と喜ぶことはできません。問題は家庭で例えれば“得る年収”ですが、給与より銀行などからの借り入れで賄うもの。税収が約40.9兆円に対し、(赤字)国債が約44.3兆円ですから、借金の方が多いことになります。こんな予算なら誰も許してはくれない、と率直に思いませんか?暮らしや雇用の確保のためなら、必要な手立てかも知れませんが、それなら何故国民は喜ばないのか?そこに答えがあると思います。

 昨日、久々に映画鑑賞の時間を頂きました。選んだ映画は“武士の家計簿”です。出演者を見て、私の好きな堺雅人さん、仲間由紀恵さんなど豪華キャストが勢ぞろい。見るとこれまた考えさせられる映画でした。

 江戸末期時代の加賀藩の“御算用者”(ごさんようもの:現在の自治体の会計管理者でしょうか)を担っていた実在の話。加賀藩と言えば“百万石”で有名ですが、そこの御算用者を担当していた猪山直之氏とその家系でのエピソードが中心でした。

現在の家計簿の原点とも言えるもの。藩の財政再建と自分の家庭の借金返済を重複した形で描かれていて判りやすい映画でした。御算用者の立場で既に支出したものをしっかり調査・検証することは勇気のいる仕事です。それをやってこそ、不正経理を発覚出来るのです。そのことを現代風に教えているように受け取りました。