明けましておめでとうございます。本年も「音楽中心日記blog」をどうぞよろしくお願いいたします。
新年早々、発熱して寝込んでしまいました。それも仕事納めをし、大掃除やら食材の買い出しやら年末の家事もそれなりにこなして迎えた元日の晩に。さあこれから正月気分を満喫したるぞと思った瞬間に。なんか恨みでもあんのか俺の身体。
まあでも適当に薬を飲んで一日横になっていたら、なんとか熱も下がって気分も楽になってきたので、名古屋まで出て、マーティン・スコセッシが撮ったストーンズのライヴ映画「シャイン・ア・ライト」を観てきました。
(ほんとはザ・フーのヒストリー映画「アメイジング・ジャーニー」の方を見たかったんだけど、上映時間と自分の都合があわず後日まわしに。)
いやあこんなに笑える映画だとは思わなかったよ。終始にやにやしどおし。
たとえば監督と照明スタッフとのこんな会話。
スタッフ「18秒以上ミック・ジャガーに照明をあてると燃えますよ」
監 督「燃えるって?どういう意味だ」
スタッフ「いやライトが熱すぎて火が点いちゃうんです」
監 督「いかん!ミックを燃やしちまったらたいへんなことになる」
それからバンドの「王様」ぶりにも笑った。
カメラ割りを決めるため、事前に演奏曲目リストをもらっておきたいスコセッシ監督。しかし撮影開始の直前になっても、セットリストはバンドから届かない。スコセッシいらいら。でもやっぱり届かない。そのうちメンバーがステージに登場し始める。演奏がスタートしちまう。仕方ない、ぶっつけでいくかと腹を決めた瞬間にリストが到着。「1曲目は!」
自分からスコセッシに「映画撮ってくれ」と依頼しておいてこれだもん。
しかし実は、コンサートのオープニングMCを務めたクリントン元大統領の方がもっと王様だったという…。
だって、予定より遅れてやってくるクリントンの親族にいちいちメンバーが挨拶させられてんだから。あのキースまでもが。「Clinton, I'm bushed!」(クリントンさんよ、疲れるぜ!)とかジョークいってましたけどね。ちなみに、ブッシュ大統領の名前にひっかけたオヤジギャグですね。
観客も笑える。最前列にはきれいめのお姉さまがずらり。演出なんだろうねえ、あれも。で、演奏中にメンバーが近づいてくるたび、観客が携帯を光らせて写真撮ってる光景があちこちで。万国共通行動でしたか。
サウンドもなんかおかしかった。画面にキースが映ると、いきなりギターの音量が上がって聞こえる。なんじゃこりゃ。バランスの悪いブート音源聴いてるみたいやん。
そしてライヴが終わって最後の最後に、スコセッシが技を見せるんですけども。あれは「これはワシの映画なんや!」という意思表示なのでしょうか。
あ、演奏内容についてなんも書いてないな。ええと。ぜひ自分の目でお確かめください。実際のライヴと違って座って見られるんだから大丈夫。
それにしても、このフィルムを見て、ほんとストーンズは"ショウビズ"の世界で生きてるんだなあと思った。清濁あわせ飲む古参兵のようなたたずまい。一筋縄ではいかない。
それに比べると、フーは青臭いよな。正面からの突撃しか戦法を知らない初年兵みたいだもんな。芸歴はそんなに変わんないのにな。
予告編でも貼っておきましょうね。
今年もよろしくおねがいします。
またいろいろな音楽の紹介を楽しみにしてます。
なぜか休みに限って体調悪くなったりするんですよね…気が緩む、ってやつでしょうか。
ここ3週間くらい、ブログ更新意欲がどうにも湧かなかったんですけど、新年になったらまたちょっとやる気が出てきました。楽しんでもらえる記事がかけるよう、ぼちぼちとがんばりたいです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
しばらく更新がなかったので、「?」と、
気になっていました。
いつも楽しみにしてます。
この「すっごく良質な音楽ブログ」今年も楽しませてください。
どうぞよろしく。
12月はちょっと仕事が忙しすぎたのです。それが更新意欲を減退させた一番の原因だと思います。
「良質な音楽ブログ」なんて言われると、嬉しいと同時に恥ずかしいのですが、またぼちぼちやっていきますのでどうぞよろしく。
さて、日本の明日はどっちだ。明日のジョーのガレージか?!
本年もよろしくです。
「アメージング・ジャーニー」の京都上映見逃してしまった。
正月は映画三昧でした。音楽ものとしては「コントロール」イアン・カーティスを描いた映画。なんとも儚い脆い人生・・・純粋すぎて切ないけど大好きなボーカリストです。イイ映画でした。
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。日本の明日はジョーのガレージですかね…。
>サリンジャーさん
おめでとうございます。本年もどうかよろしく。
「コントロール」、上映を見逃してしまったので、DVDで見るかなあ。ずぶずぶはまりそうで怖いんですけど。
日本の明日はどっちだというのは、特に意味なく私が使うフレーズで、ふと「明日のジョー」が思いついただけです。
しかし、世界中の動きとは逆に、日本はジョーのガレージの世界になりかねないかもしれないと。
しかし、Central Scrutinizer なんて仕事、何がうれしくてやる人が出るのか私には理解不能ですが、それに魅力を感じる人もいるのでしょう。