音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

Do I Figure in Your Life

2007年09月10日 | 歌詞・訳詞
ねえ 今どうしているの
新しい友達をつくって 楽しく騒ぎまわってるんでしょうね
あの奔放なひとたちは 私を神経質にさせる
あなたの言葉は ナイフのように私を切り裂く

私は あなたの人生のどこかに まだ存在しているのかしら?

ねえ あなたの顔すらわからなくなったわ すっかり様子が変わってしまって
あの優しい笑顔を そこにみつけることはもうできない
いちどは あなたの妻になろうと思った私なのに

私は あなたの人生のどこかに まだ存在しているのかしら?
私は あなたの人生のどこかに まだ存在しているのかしら?

- Dave Stewart & Barbara Gaskin「(Do I Figure) in Your Life」(1986)
    (Translated by Andy@音楽観察者)
 
 せつない曲翻訳シリーズ再開です。飽きた方、申し訳ない。

 この曲はもともとハニーバスというバンドのピート・デロという人が書いたもので、ジョー・コッカーのカヴァーが有名らしい。でも僕が知ったのはデイヴ・スチュアート&バーバラ・ガスキンによるヴァージョンなので、女性の言葉で訳してみた。(ちなみにガスキンは、原詞で"To think I once took you for my wife"というところを"To think I once took me for your wife"と歌っている。)
 
 別れた相手の人生の(記憶の)どこかに存在していたい、という想いはやるせないね。特に、嫌いで別れたわけじゃないときは。

 原詞はここ

 この曲についてはさすがにYouTubeにも音源がないんだけど、ここで30秒程度試聴できる。