音楽中心日記blog

Andy@音楽観察者が綴る音楽日記

2007年09月11日 | CDの感想
  
○チャットモンチー「橙」
(2007)

 ニューシングル3曲入り。
 「橙」はメジャーデビュー盤「chatmonchy has come」にでも入っていそうな曲。と思ったら、徳島時代に作られた最初期の曲で、ライヴでは定番曲だそうだ。あいかわらず高橋久美子のドラムスが素晴らしい。
 2曲目「コスモタウン」は、「とび魚のバタフライ」に通じるスタイルでポップに走り出すナンバー。
 そして最後は、ヘヴィーなギターが終始鳴り続ける中を、不思議なメロディーがふわふわと浮遊する「リアル」。

 全体的な印象としては「重い」。こんな短いインターバルで(しかもアルバムリリース直前に)、シングルとして出す意味がどこにあるんかなーと思ったりもしたが、繰り返し聴いているうちにその「重さ」に取り込まれてしまった。
 やっぱりすごいのかチャットモンチー。それとも単に俺が意志薄弱なだけなのか。

「私の心を全部見せたら あなたはどう思うかしら/あけすけな心ほど 人を傷つけるものはないでしょう」(「リアル」)

 ジャケに写るメンバー三人それぞれが、えらくかっこよかったです。ロックバンド。
 そういや、10月に「トップランナー」に出演するらしいですよ