ローマの、瀬戸は日暮れて・・・

この時期、テレビは特番ばっかですねェ。　
何とかスペシャルって銘打って普通の番組を２～３時間に引き延ばす。
どうしてどこの局も同じ事をするんでしょうか。　
ま、そんな中、必ず一つは入っているのが　　懐かしの歌番組。
　なぜか、見ちゃいますねェ～。

１９８０年代、　ミウパパはアフリカに駐在してました。
休暇になるとヨーロッパ各地によく行ったもんです。　
イタリアのローマにも何度も行きました。
ある時、日本にもお店のある、ローマの超有名店でディナーをと思い
出かけたのですが、なんと団体客で満員。　
いかに有名店でも、長椅子にぎゅうぎゅう詰めになって
団体飯を食べるってのは、いかがなもんでしょうや。　
と思ってはみても、入れないのは仕方ない。
　やむなく、近くの名も無き街角の店に入りました。
さて、　食事もほどほど進んだ頃、
　ギターを抱えた流しのバンドが入って来ました。
お店の真ん中でしばし演奏した後、各席を回り始めました。
そして我々の席の番になりました。　
で、我々が日本人だと知ると、やおら演奏し始めたのが、

　「瀬戸の花嫁」だったんです。　
　　いやァ～、ちょっと驚きました。
　ローマの街角の小さな居酒屋のような店で
　瀬戸の花嫁を聞こうとは・・・
　ま、流しと言えどもプロ、
　お客に合わせて各国の曲の一つや二つは演奏できるように
　備えてるんでしょうね。
　　料理もワインもおいしくて大満足の一夜でした。