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インフルエンザ菌b型ワクチン [Hib Vaccine]

2010-04-06 | Vaccine 各論

乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)
商品名:アクトヒブ
製造販売元:サノフィパスツール第一三共ワクチン株式会社、製造元:仏・サノフィパスツール社、販売元:第一三共株式会社
承認取得日:2007年1月26日、発売開始日:2008年12月19日

・インフルエンザ菌における年齢別 肺炎球菌の占める割合
4カ月未満:15-20%
4ヶ月~5歳:70-72%
5歳~49歳:5-10%
50歳以上:<5%
[細菌性髄膜炎の診療ガイドライン]
http://www.neuroinfection.jp/pdf/guideline101.pdf


国内: ActHIB®
破傷風トキソイドに結合した結合型ワクチン(PRP-T)
用法と容量:本剤を添付溶剤0.5mLで溶解し,その全量を1回分とする。
初回免疫:通常,3回,いずれも4~8週間の間隔で皮下に注射する。ただし,医師が必要と認めた場合には3週間の間隔で接種することができる。
追加免疫:通常,初回免疫後おおむね1年の間隔をおいて,1回皮下に注射する。
接種対象者・接種時期:本剤の接種は2ヵ月齢以上5歳未満の間にある者に行うが,標準として2ヵ月齢以上7ヵ月齢未満で接種を開始すること。また,接種もれ者に対しては下記のように接種回数を減らすことができる。
○接種開始齢が7ヵ月齢以上12ヵ月齢未満の場合
初回免疫:通常,2回,4~8週間の間隔で皮下に注射する。ただし,医師が必要と認めた場合には3週間の間隔で接種することができる。
追加免疫:通常,初回免疫後おおむね1年の間隔をおいて,1回皮下に注射する。
○接種開始齢が1歳以上5歳未満の場合
通常,1回皮下に注射する。
効果:初回免疫後の感染予防レベルの抗体保有率は99.2%、長期感染予防レベルの抗体保有率は92.4%


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