蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

追加オーディション♪

2015年05月02日 23時32分54秒 | 日記
今日は、信大プロゼミで共に学んだ現・信大生の
Yちゃんが、オープンエアの追加オーディションを受けに
上田から電車で稽古場へ駆けつけてくれた。

大学でストリートダンスをしているそうで
身体の切れがよくリズム感もいい。

信大プロゼミを受講させていただいたお陰で
オープンエアにご興味を持ってくださる方が増え
受講生のうち2人が参加してくれることになった。

嬉しいなぁ~

Yちゃんは、オーディション後、キッズの稽古を見学し
青年クラスの稽古の基礎訓練に参加
発表会の練習を興味深そうに見学(^^)

終了後に感想を聞くと

 とても面白かった!

と。

好奇心旺盛でアクティブで、若いっていいね~


あ、そうそう!
今日はもう一人、新しいメンバーが稽古場へ♪

それは―
オープンエア参加を希望する小6のAちゃん。
稽古場の雰囲気を知りたいとのことで
キッズクラスを体験したところ
相当楽しかったようだ。

実は、Aちゃんのお母さんとは
以前所属していた劇団くるま座で
一緒に舞台に立ったことがあり

 娘がオープンエアに参加したいと
 言っていて…

という連絡が来たときは、ビックリだった。

にしても、変わってないな~

20年ぶりの再会が稽古場だなんて
なんか素敵じゃない?

小学生は保護者のご協力が必要不可欠です。
中学生や高校生の保護者の皆さまにも
送迎や衣装縫製などのお手伝いをしていただいて
助けていただいています。
誠にありがとうございますm(__)m


準劇&研修生発表会の稽古は、いよいよ大詰め!

この4月にキッズから青年クラスに異動した
ユウキ君とアイリちゃんも出演することになった。
二人とも嬉々として取り組んでいます(^^)

驚きのキャスティング…かも(笑)

あと2週間でどこまで役作りを掘り下げることが出来るか…

楽しみです♪

象の花子

2015年05月01日 23時34分52秒 | 日記
今日は、長野交響楽団のH氏からのご紹介で
豊野の演劇サークル「空」で作・演出をされているという
M氏とファミレスでお会いした。

「空」さんは、障害者支援施設“水内荘”さんの
ご利用者と職員さんで構成されている演劇サークル。

実は先日、M氏より6月に上演する舞台衣装のことで
ご相談をいただき、本日お会いすることに。

M氏は、S大の劇団山脈出身で
東京に出て演劇活動を行い
その後、地元長野に戻り、現在に至る。

昨年の夢幻の本公演とオープンエアに
足を運んでくださったそうだ。

H氏が、夢幻の舞台をM氏にご紹介をくださったそうです。

有難いことですね(^^)

M氏から、山脈に所属している頃のお話や
当時盛んだった学生運動、また
1960年代後半から1970年代の
アングラの全盛期のお話を興味深く伺った。

こんなに演劇に詳しい方と出会えたことが
何より嬉しく、H氏に心から感謝!

私は夕方、もう一件、打ち合わせがあり
1時間程度しか話せなかったが
非常に楽しいひと時だった。

「空」さんの芝居のタイトルは「象の花子」

『象のはな子さん』は、かなり有名なお話。

はな子さんは第二次世界大戦後に
初めて日本にやって来たゾウで
日本で最も飼育期間が長いゾウでもある。

当時、珍しい動物だったため
花子さんが日本に来た年の暮れは
国内でゾウ・フィーバーが起きた。
それから7年後、深夜にゾウ舎に侵入した酔客を
花子さんが死亡させる事故が発生!
更に4年後、男性飼育員を踏み殺す事故が起きてしまう。

このため、はな子さんは前脚を鎖で繋がれ
ゾウ舎内に閉じ込められ
やがてストレスなどからやせ細った。

上記事故の2か月後にはな子さんの飼育係となった
Y氏は、はな子さんを鎖からはずし、運動場に出した。
Y氏は退職までの約30年にわたって
はな子さんの世話をしたそうだ。
この様子は、書籍やテレビドラマにもなった。

このはな子さんのお話を元にM氏が書き下ろした芝居
「象の花子」のチラシの裏面に掲載されている
M氏の言葉に感動(^^)

 演劇することのよさは
 うまくしゃべれなくても
 約束どおり動けなくても
 その人が舞台の上で
 「今」を生きることで作品となり
 スポットライトを浴びることができる

歌は音程が取れないと思い通りに歌えない
楽器は使えないと思い通りに演奏できない
けど、演劇であれば
どんな声でも、どんな身体でも
表現することが可能(^^)

そのとおりだなぁ~(^^)

 今 ここに居る(存在する)

そこから劇的なる瞬間が生まれる。

役者をストイックに極めようとすることと
相反するようだけど、根っこは一つ。

 今 ここに居る

シンプルで非常にわかりやすい。
演劇の基本中の基本だね。

6月に予定されている公演
是非拝見したいなぁ~

施設の作業所でつくられているという
うどんとおやきをいただいた。

まだ、うどんはまだいただいていないけど
おやき、美味しかった~

Mさん、ありがとうございました!

肝心な衣装の件は、あまりお役に立てそうになく
申し訳ありません。。

また芝居談義をさせていただきたいと
思える方との出会いが、本当に嬉しかった♪

その後、上田市に住むNさんに会いに
千曲市のファミレスへ。

Nさんは、吉本新喜劇出身。
信州プロレスさんのイベントでお会いしてから
何度かメールのやり取りをさせていただいて
今日、お会いする運びとなった。

非常に明るくて、楽しい人でした~
声も大きいし、言葉もはっきりしていて
対話のテンポが軽快で、表情も豊か(^^)

そんなこんなで、あっという間に時が過ぎ…

どんな話だったかは、また後日ということで(^^)

Mさん、Nさん、本日は楽しいひと時を
ありがとうございましたm(__)m


夜は、研修生発表会に向けての試演会。
今日、行ったのは「バス・ストップ」チーム。
キャストは、シンヤ君とイワマツさん。
アシスタント担当はケンジ君。

この発表会の目的は“役作り”

その目的に沿って稽古をしてきたことが
よくわかる試演会だった。

見学した劇研・準劇・研修生が
感想や意見を述べるのを聞き

みんな成長してるな~

と、嬉しくなった。

的確な指摘をした団員もいたしね(^^)

課題は、役の典型と言える表現を生み出すこと―

発表会まであと2週間です―