蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

堀直虎・考(公)

2015年05月28日 15時12分55秒 | 日記
今年のオープンエアのタイトルは

 Straight Tiger 〜直虎〜

昨年の秋

 来夏の作品は何にしようか…

と考えている時に出会ったのが
「将軍慶喜を叱った男」という一冊の本。
執筆者は江宮隆之先生。

須坂藩第13代藩主・堀直虎公の生涯を
描いた作品だった。

直虎公は、幕末の藩主。
大政奉還、王政復古の大号令、鳥羽伏見の戦いの後
あることがきっかけで、命を落とした方。

33歳で若年寄&外国奉行に任命され
文武共に優れ、義の心を強く持ち
己が信じる道を最後まで貫き通した藩主。
あのような時代でなければ
もっと活躍できた人物だったはず。

私は幕末の歴史に詳しい方だと自負していたが
直虎公のことを全く知らなかった。

なので、一層興味が湧いたし
地元の歴史なのに自分を含め
知らない人が多過ぎるのが残念だとも思い
今回、直虎公を描く作品にしようと決めた。

先月、この本の執筆者・江宮先生を尋ね
山梨県まで取材に行って来た。
本当なら、キャスト陣にも同行してもらい
貴重な江宮先生のお話を聞いてもらいたかったが
平日のため、みんな調整がつかず
私とケンジ君の二人で、江宮先生のお話を伺った。

とっても気さくで、おしゃれで、素敵な先生でした♪

その後も、メールやお電話で連絡を取らせていただいている。

また、直虎公について掘り下げるべく
須坂市立博物館のM館長様や
市誌編纂室のW先生、田中本家の前館長様
奥田神社の宮司様にもお話を伺った。

ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました!

そして、今週はそれらの調査結果と最後資料を読み直し
寝る間を惜しんで、舞台の流れとキャストを設定する作業。

台本脱稿の予定は今週末…

うーむ…
全ての予定をクリアして、台本執筆にあてているが
明日の長野市芸術館のクリエーションミーティングだけは、はずせない。
随分前にご依頼をいただき、パネリストとして出演する予定なのだ。
これも長野市民として、芸術家のはしくれとして大切なこと…

にしても、もう少し時間が欲しい…くぅ…

諦めずに、とにかく土曜日までに脱稿出来るよう頑張ろう…