蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

衣装&小道具

2013年01月18日 23時30分18秒 | 日記
  

劇団本公演の準備が若干足踏み状態。

私の作業の進捗状況です。
効果音にはまってしまい、時間をかけ過ぎてしまった…

具体性のある衣装や小道具であればイメージするのは楽だが
今回はより抽象的路線を目指しているため
コンセプトが明確でないとブレてしまう。

散々悩んだ末、ようやく衣装を決定。
予算も考慮し、以前使用した衣装に手を加えることに。
幸いにも、この衣装生地は残布がたくさん残っていて助かった。

衣装決定に伴い、今日、衣装担当のKitamuraさんに
稽古場まで足を運んでいただき
布とデザイン画をお見せして、正式に製作を依頼。
他に、オープンエアの衣装を手伝ってくれているNamiちゃんが
今年は本公演の衣装縫製も手伝ってくれることになった。
有難いことですね!

さて、次は小道具。

これまた抽象的でありながら、イメージの膨らむ道具にする必要がある。
アイディアは次々出るものの、決定するには
微妙な点で何かが不足しているように思えて決めるに至らず…

うん?この台詞、どこかで聞いたような…

そっか…「山月記」の中の一節だ。

山月記の中に登場する主役・李徴の詩を聞いて、親友の袁傪が
「非常に微妙な点において欠けるところがあるのではないか」と
思うシーンがある。

欠けるところってなんだろう…

私が今、つまづいているのは
大勢の人々が共有していると思われるイメージの抽出である。
私のイメージではなく、大勢の皆さんの共通イメージ…

連想ゲームが役に立ってます♪