蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

糸魚川大規模火災

2016年12月27日 10時45分56秒 | 日記
前夜、忘年会で寝たのが遅かったこともあり
電話で目覚めた。

電話の相手は、元くるま座メンバーのRさん。

頭がぼーっとしていたため、最初は何のことやらわからず
話しているうちに、糸魚川の大規模火災のことだと気づいた。


被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます…


なぜRさんから糸魚川の火災の件で電話があったかというと・・・

実は・・・

アレは何年前だったか・・・

私が劇団くるま座に入団してから数年後・・・1990年代のこと

糸魚川市で「カチューシャの歌」という
音楽劇を上演させていただいたことがある。


「カチューシャの唄」知音都市交流の
一貫だったのかもしれないな…

【知音都市交流】
大正初期に一世を風靡した劇中歌である
「カチュ-シャの唄」のを縁に
糸魚川市(新潟県)・中野市(長野県)
・長野市(長野県)・浜田市(島根県)の
4都市において平成元年から行っている交流

当時の記憶が曖昧だ…

公演がどうだったのかも覚えていない。

辛うじて覚えているのは糸魚川の風景…

糸魚川の大火災をニュースで見て

 大変な火事だ…

と思ったが、糸魚川で上演した舞台に結びつかなかった。
それくらい、遠い記憶で・・・

Rちゃんは、糸魚川公演のことをよく覚えていて
糸魚川市で交流のあった方のことを心配していた。

彼女は、糸魚川へ遊びに行ったことがあるようで
公演後も、糸魚川の方と交流があったそうだ。

私が辛うじて繋がっているのは島根県の方・・・
今でも年賀状のやり取りをさせていただいているが
糸魚川の方とは全く交流なし。

Rちゃんから電話をもらわなければ
未だに糸魚川公演のことを思い出さなかったかも…

ありがとう、Rさんm(_ _)m

私が覚えているのは、海岸沿いの風景で
火災が起きた住宅密集地は全く記憶がない。

Rさん曰く

 当時お世話になった方のお店が
 火災のあった現場付近

と。

で、連絡を取ったみたところ、道一本隔て
ギリギリのところで火災を免れたそうだ。

………

思い出しもしないなんて…

薄情だな、私…

記憶の片隅から懸命に拾い集めてみる。

思い出したのは、N舞台さんと一緒だったことや
ホテルのロビーの風景、さっちゃんとクリストファーのこと
小学生だった我が子2人を同行させていただいたこと・・・

この「カチューシャの歌」は松城文化ホールでも上演し
その舞台はNHKでも放送されたので
よく覚えているはずなのだが・・・

しかも私は舞台監督の役で、出も多かったはず。

ネットで当時の情報が落ちていないか調べたけど
どこにも掲載されていないので
何年だったかも定かではなく・・・

けど、確実に糸魚川市の職員の方々や
当時の青年会議所の皆さまにはお世話になりました。
子供連れで公演に参加させていただけたこと
心から感謝しています。
その節は、誠にありがとうございました。

改めて糸魚川の火災について調べてみたところ
既にWikiに上がっていてビックリ!

糸魚川市大規模火災

糸魚川市大規模火災は、新潟県糸魚川市で
2016年12月22日昼前に発生してから
翌日の夕方の鎮火まで約30時間続き
災害救助法が適用された火災である。

この災害による焼損範囲は同市の大町と
本町の各一部の南北方向に大きく拡がり
建物の焼損面積が33,000m2(約一万坪)を超えて
消防庁が火災として定義する『大火』となった。

出火原因はラーメン屋さんの鍋の空焚き
強風による飛び火で大きく燃え広がった。

糸魚川市での延焼拡大の原因は
木造密集地域、強風、消防力の不足の3つ。

消防自動車の台数は僅か9台。
消防署員さんは必死に消火活動にあたったようだが
消しているそばから、別の場所に飛び火して
消火しきれなかったそうで(涙)

しかしながら、負傷者は若干出たものの
死者はゼロ。

糸魚川市の皆さんの防災意識が高く
各家に火災報知器が設置されていて
火災報知のかげで命拾いした方も

火災を防ぐには――

①火災を出さない
②すぐに消火
③燃えにくい家具を選ぶ
④焼け止まりの広幅員道路や公園
 不燃の防火建築帯などで防火帯を整備する

個人でできることは、火の始末
火災報知器と消火器の準備、初期消火の訓練。

これから冬本番、火災が起きやすい時期です。

私ね…

時々やかんの空焚きをする時があるんだよね(汗)

火事を起こさぬよう気をつけねば……


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