蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

“手のひらのオズ” リニューアルver.

2016年03月25日 22時34分03秒 | 日記
皆さま~
今年7月2日(土)は長野市芸術館アクトスペースへ
どうぞお越しくださいませ♪

夢幻版~オズの魔法使い~『手のひらのオズ』を
芸術館共済事業の一つとして上演させていただきます。

夢幻の児童劇は、これまでご依頼公演として
色々な小学校・幼稚園・保育園などで
上演させていただいて来たが
自主公演として上演したことは一度もない。

昨年、共催事業の公募があった時

 時期的にスケジュールが厳しいよね…
 とても劇団本公演は打てないな…
 エントリーは諦めようか…

と悩んでいた。

けどね・・・
ホール料金が無料で出来る機会を逃すのは
勿体なさ過ぎるんじゃない?

と思い、既に上演したことがある
児童向け芝居の自主公演でエントリー。

お陰さまで共済事業として選んでいただき
この7/2に、演劇向けのブラックボックスである
アクトスペースでの上演が決まった。

4~5月に合同公演、8月はオープンエア
2つとも規模の大きな舞台だというのに
その間にもう一つ舞台を仕上げようというのだから
休む暇がないのも当然と言えば当然の話。

更に5月の小池さんの公演にも参加表明!

今年は貪欲に

 ガツガツチャレンジ年!

ということにしておきましょうか(笑)

劇団員の前向きさにお尻を叩かれてます(笑笑)

若いってすばらしい♪


この『手のひらのオズ』は、既に上演経験がある。
小学校2校、保育園1園の計3施設。
どこも好評で終えることが出来たが
更にバージョンアップさせたいと
昨年からずっと舞台美術を考え続けて来た。

ずっとずっと考え続けていたんだけど
どれもこれも今一つで…

というのは、最初に考えたイメージを
超えるものが生み出せなくて、ですね・・・

今回のバージョンアップで目指しているのは
コンパクトに運搬が出来て
短時間で組み立てられる大道具!

が、最初に思いついた大道具は
何度考えても、コンパクトにはなり得ず
コンパクトで簡単に組み立てられる大道具を…
と考え、色々なアイデアは出たものの
ベストに至らないため、時間がドンドン過ぎてしまった。

という話を劇団員にしたところ

 なぜ一人で考えてるんですか?
 相談してくれればいいじゃないですか!

と言われ、更に

 一番良いと思うものを創りましょうよ。
 みんなで運搬方法を考えれば
 良いアイデアが出るかもしれないじゃないですか。

と。


確かにね…

どうも一人で考える癖がついてしまっている。

団員には相談するように言っているのにね。。

ということで、今日の稽古時に
これまで考えついた大道具のイメージ図を
3種類ほどデッサンして、みんなに見せてみた。

 どれが良いと思う?

と聞いたところ全員一致で
私が一番最初に良いと思った大道具を指さした。

 だよね…やっぱりそうだよね…

夢幻美術班のシンヤ君も、やっぱりそれが良いと。

大道具製作をお手伝いしてくださる酒井さんに
イメージ図をご覧いただいて
製作方法と組み立て・運搬方法をご相談する方向で
ようやく大道具プランが定まった。

 もっと早く相談すれば良かったね。。

次回からは、もっと早く相談することにしよう。

完成すれば、なかなか面白い舞台美術ですよ~

皆さん、どうぞお楽しみに♪



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。