蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

生み出すとは?

2010年11月13日 02時30分43秒 | 日記
お昼頃、母に別れを告げ、千葉(船橋市)の実家を出発。
帰路は順調で、途中関越道「上里SA}で休憩を取り
16:00過ぎ、無事長野へ帰着。

次男が運転してくれたので、随分ラクだったはずなんだけど

  疲れたぁ~

体が重い
きっと寝不足がたたっているんだろうね。
夜の稽古に間に合うように帰って来たんだけど
これから稽古だと思うと

  きついなぁ~

けど、大切なサンクスで上演するショートコメディの稽古である。
休むわけにはいかない。
四日間、留守をしている間に届いていたメールやFAXを整理し
返信すべき人には返信をしているうちに、もう稽古時間
気合いを入れて稽古場に向かった。

この間の月曜日に、役者陣に課題を与えておいたんだけど
やはり自分で表現を生み出すのは困難なようで…

  生み出す

には、何が必要か?

  イメージ力
  発想力

これらがポンと出て来るには何が必要か?

  観察力
  記憶力
  思考力

人間、記憶にないことはイメージ出来ない。
あ、前世の記憶とかDNAに記憶されていることを否定しませんよ。
あくまでも基本的なイメージの出所の話。

そして、何物にも囚われない柔らかい脳であれば
吸収も早いし、ちょっとした刺激でイメージが閃きやすい。

みんな、何かに囚われているように見える。
だから、生み出すに至らないんじゃないかな?

もっと自由に、面白がってやってみればいい
そうすれば、稽古が数倍楽しくなる

夢幻で何回か舞台を踏んでいる団員は
在る程度のスキルを身につけているし
動ける体にもなっているはず。
もっと自信を持って取り組んで欲しいな~

とは言え、サンクスは二週間後に迫っている。

  一緒に創っていくか…

と腹を決め、丁寧に登場人物のキャラクター創りに入った。
と、徐々に面白くなっていく。

  よし!この路線ならいけるね

ふぅ~
稽古場に入る前は、かなり疲れていたはずなのに
稽古を開始し乗って来ると、いつの間にか疲れを忘れている。

で、稽古帰りにレンタルDVDを借りに行っちゃった。
「SP野望編」のドラマ版を観たくなったので…

お店に行ったら、1000円で5本借りられるお得デーで
新作2本と準新作1本、旧作2本の全5本を借りた。

「SP野望編」のドラマ版は、残念ながらレンタル中だったけど。。

帰宅後、夕飯をサッと食べて、早速DVD鑑賞。
映画のタイトルは

  ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ

多分、周囲の人間が面白いと言ってくれてなかったら
私は絶対に観ない映画だと思う。

オープニングで引いちゃって観る気をなくしちゃうかも。。

けど、途中からぐんぐん引きこまれていったし
構成とキャラクターがきっちりと作り込まれている作品だった。

キャラクターの説明が全くないまま
突然、ゲーム開始のシーンから始まるというのは
ある意味、物凄く恐い挑戦だ。
が、ドラマを全然観ていなかった私でも充分楽しめた。

  なぜ彼らがここに集ったのか?
  ここに至るまでの過程と背景は?

などと考え出したら、??になるだろうけど
そんなこと考える暇もなく
次々に起きる出来事がスリリングで
それでいて、人間の本質を描けていて
人間にとって大切なことも織り込まれていて…

観て良かった


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