蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

製作物、最後の追い込み!

2014年02月27日 23時10分15秒 | 日記
日中、衣装の修正や不足分の製作に必要な
型紙探しをして、縫製方法を思案。
小道具チーフも、私に確認しながら
小道具製作に励む。

夕方稽古場にて、衣装さんに型紙と布を渡し
即、縫製に入ってもらった。
電話で事情説明はしてあったものの
新たな追加注文になってしまい
ごめんなさい。

明後日は本番一週間前。
キッズ&青年クラスの稽古を
本公演の通し稽古見学会に変更。
簡単に言えば、試演会のようなもの。
本番一週間前に仕上がっていれば
余裕を持って、本番に臨むことが出来る。
見学者は団員だが、初めて見るメンバーが殆ど。
キャスト陣も緊張感を持って
通し稽古に臨めるはず。
研修生にとっても、良い刺激になるだろう。

そんなわけで、製作物も土曜日までに
何とか間に合わせようと、最後の追い込み中。

今日は稽古場にて、北村さんが帽子製作
トウコさんが衣装の修正、シンヤ君が仮面製作…

皆さん、お疲れ様でした。

みんな明後日までに何とか形にしようと
頑張ってくれている。

稽古の方は、流れの悪いシーンを
もう一度細分化しながら
細かな修正を加えて行く。

最初に考えていたはずの感情や心理が
繰り返しているうちに、動作に囚われ
忘れてしまうことがある。

毎回、今頃の時期がそのピーク(笑)

鮮度を落とさず、腐らせず
常に初めての出来事として
演じることが出来ればいいんだけどね。
これが一番難しいことなのかも…

鮮度を保つポイントは自分で見つけるしかない。
ヒントは出せても、スイッチは本人が作るしかないのだ。

演技をする上で必要な“スイッチ”を
一つだけではなく、何種類も持っていると
伸び伸びと演じられるようになる。

特に「集中力」スイッチと
喜怒哀楽の「感情」スイッチを
自在にコントロールできると
いつでも望むところへ飛ぶことが出来る。

大空を翔ける鳥のように
ステージ上を自由に翔け回れるようになると良いね。

これ、実は日常でも役に立つんだよね―

稽古終了後、仮面の形を見せてもらった。

 おお~イメージ通りだ♪

仕上がりが楽しみ~♪♪

衣装もきれいに修正され
帽子も良い形に仕上がった。

ありがとうございます!

明日は、お客様の動線確認のために
北野文芸座さんに再度下見に伺う予定。

さあ、ラストスパートだ。
細心の注意を払いながら
最善を尽くして本番に備えて行こう。


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