蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

ドサ~ッ!

2008年10月07日 23時59分04秒 | 日記
昨日

  ドサ~~~ッ!

と。

今日は

  ポトン

と。

明日あたり、また届くでしょう。

  うふふ♪

目の前にある山積みの本を見ながら
微笑む私はアヤシイヒトですね。

アマゾンで中古本を10冊程ゲット。

ネットで検索し、図書館で借りる予定の本を
ピックアップしてたんだけど
欲しくなってついつい買っちゃいました。

基本的な物欲は、どんどん弱くなってるのに
本への物欲だけはまだまだ健在。

静かな時間がなかなかなくて・・・
深夜、テレビの音が止んでからが私の時間。

昨夜も深夜から明け方まで読書にふける。

昨日読んだのは、岸田國士の短編戯曲集。
なかなか面白かった。
戯曲賞の名前にもなっている近代戯曲家の重鎮が
初期に執筆した作品集だ。

当時、岸田氏が外国に滞在した折に
民族性の違いや異国人に対する偏見を体感。
戯曲のあちらこちらに日本人と欧州人の差異
そこで起こる摩擦・葛藤がちりばめられている。

  いるいる、こういう男!
  いるんだよねぇ、こういう女・・・
  そういうあんたはどうなん?(自問自答ブツブツ・・・)

古さを感じないんだな、これが。

あとがきに書いてあった彼の言葉が胸にささった。

  何かを言うために戯曲を書くのではなく
  戯曲を書くために何かしらを言うのだ

のちのち、この考えを変化させていく必要に迫られたそうだけど

  私はどうなんだろう・・・

まあね、あまり考え込んでドツボにはまるのはバカバカしいし
山積みになってる本を読みながら
ゆっくり考えてみることにしようっと(*‘‐^)-☆

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