2016年11月5日付の須坂新聞に創作劇
「ストレートタイガー直虎」の記事が掲載されました。
須坂新聞の許可をいただいて転載されていた
「いきいき すざか」(長野県須坂市広報)様から
記録として転載させていただきました。
実は、三木市長と私の対談が掲載されているのです(^^)
長文ですが、よろしければお読みください。
【創作劇で堀直虎を顕彰 没後150年祭記念 住民参加で生涯演じる】
NPO法人劇空間夢幻工房(長野市)は
来年開く堀直虎没後150年祭を記念する創作劇
「ストレートタイガー 直虎」を
4月末にメセナホールで公演する。
劇を脚本・演出する同劇団理事長の青木由里さんは
このほど須坂市を訪れ、公演成功への思いを述べるとともに
キャスト・スタッフ募集など行政からの支援を三木正夫市長に依頼した。
堀直虎(1836~1868)は、須坂藩13代藩主。
若くして洋学を修め、いち早く英国式の軍備を導入。
藩政を立て直し住民救済事業を行うとともに
桜図譜「叒譜(じゃくふ)」を編さんした。
幕府では、若年寄兼外国惣奉行を勤め
江戸城中で将軍 德川慶喜に諫言し切腹、
江戸城無血開城に影響を与えたともされる。
劇は、作家 江宮隆之さん(山梨県)の小説
「将軍慶喜を叱った男堀直虎」に刺激を受けて
青木さんが「義に生きる武士」をテーマに創作した。
昨年8月に小布施町で公演し好評を博した。
タイトル「ストレートタイガー」は、
直虎の英語の直訳で、直虎が実祭に名乗ったという。
須坂で再演される劇は、多くの市民に
「須坂の偉人を知り、親しんでほしい」と
住民参加型として、キャスト・スタッフ約40人を募集する。
青木さんは
「須坂にこんなすごい人がいたことを知り、何としても伝えなければ!
という使命感にかられた。地元の歴史や文化に焦点を当てた作品を発信したい」
と熱い思いを述べると、三木市長は
「昨夏、小布施の公演を観て感動した。劇はまさに150年祭のメインイベント。
実際に参加、観劇することで直虎をもっと身近に感じてほしい。
行政としても公募を含め、公演の成功に向けて協力する」
と応じた。
劇の見どころについて、青木さんは
「小布施で見た多くの人は、ラストシーンに感動していた。
直虎が徳川慶喜に諫言し切腹する。
正しい道、義を選択したがゆえに命を落とさざるを得なかった直虎の生きざまが感動を呼ぶのだと思う」と説明。
また
「郷土の歴史を末永くの残すためには、子供たちに伝え続けることが大切。
例えば小学校高学年で毎年直虎の劇を演じさせたらどうか。
演劇は役を演じることで人間の幅ができ、生き方のヒントにもなり、
お客様から拍手をいただくという成功体験もできる」
と提案、三木市長は
「貴重な意見に感謝、前向きに考えたい」と話した。
立ち会った150年祭実行委員会の田中宏和委員長(穀町)は
「とても心強い話し合いができた。
全力でイベントを盛り上げ、須坂の歴史、文化を再認識する機会にしたい」
と決意していた。
小学校で小学生が直虎公の芝居を創作するという授業を
本当に取り組むようになれば、小さい頃から
直虎公に慣れ親しむ須坂市民が徐々に増え
10年後には、相当の須坂市民に浸透するのではなかろうか。
更に演劇に親しむ市民も増え、演劇人口も増えていく…
どうか実現する日が訪れますように…
「ストレートタイガー直虎」の記事が掲載されました。
須坂新聞の許可をいただいて転載されていた
「いきいき すざか」(長野県須坂市広報)様から
記録として転載させていただきました。
実は、三木市長と私の対談が掲載されているのです(^^)
長文ですが、よろしければお読みください。
【創作劇で堀直虎を顕彰 没後150年祭記念 住民参加で生涯演じる】
NPO法人劇空間夢幻工房(長野市)は
来年開く堀直虎没後150年祭を記念する創作劇
「ストレートタイガー 直虎」を
4月末にメセナホールで公演する。
劇を脚本・演出する同劇団理事長の青木由里さんは
このほど須坂市を訪れ、公演成功への思いを述べるとともに
キャスト・スタッフ募集など行政からの支援を三木正夫市長に依頼した。
堀直虎(1836~1868)は、須坂藩13代藩主。
若くして洋学を修め、いち早く英国式の軍備を導入。
藩政を立て直し住民救済事業を行うとともに
桜図譜「叒譜(じゃくふ)」を編さんした。
幕府では、若年寄兼外国惣奉行を勤め
江戸城中で将軍 德川慶喜に諫言し切腹、
江戸城無血開城に影響を与えたともされる。
劇は、作家 江宮隆之さん(山梨県)の小説
「将軍慶喜を叱った男堀直虎」に刺激を受けて
青木さんが「義に生きる武士」をテーマに創作した。
昨年8月に小布施町で公演し好評を博した。
タイトル「ストレートタイガー」は、
直虎の英語の直訳で、直虎が実祭に名乗ったという。
須坂で再演される劇は、多くの市民に
「須坂の偉人を知り、親しんでほしい」と
住民参加型として、キャスト・スタッフ約40人を募集する。
青木さんは
「須坂にこんなすごい人がいたことを知り、何としても伝えなければ!
という使命感にかられた。地元の歴史や文化に焦点を当てた作品を発信したい」
と熱い思いを述べると、三木市長は
「昨夏、小布施の公演を観て感動した。劇はまさに150年祭のメインイベント。
実際に参加、観劇することで直虎をもっと身近に感じてほしい。
行政としても公募を含め、公演の成功に向けて協力する」
と応じた。
劇の見どころについて、青木さんは
「小布施で見た多くの人は、ラストシーンに感動していた。
直虎が徳川慶喜に諫言し切腹する。
正しい道、義を選択したがゆえに命を落とさざるを得なかった直虎の生きざまが感動を呼ぶのだと思う」と説明。
また
「郷土の歴史を末永くの残すためには、子供たちに伝え続けることが大切。
例えば小学校高学年で毎年直虎の劇を演じさせたらどうか。
演劇は役を演じることで人間の幅ができ、生き方のヒントにもなり、
お客様から拍手をいただくという成功体験もできる」
と提案、三木市長は
「貴重な意見に感謝、前向きに考えたい」と話した。
立ち会った150年祭実行委員会の田中宏和委員長(穀町)は
「とても心強い話し合いができた。
全力でイベントを盛り上げ、須坂の歴史、文化を再認識する機会にしたい」
と決意していた。
小学校で小学生が直虎公の芝居を創作するという授業を
本当に取り組むようになれば、小さい頃から
直虎公に慣れ親しむ須坂市民が徐々に増え
10年後には、相当の須坂市民に浸透するのではなかろうか。
更に演劇に親しむ市民も増え、演劇人口も増えていく…
どうか実現する日が訪れますように…