蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

「奇想山月記 TORA」もうすぐ初日! #山月記 #中島敦 #演劇 #ツアー #夢幻工房

2019年01月17日 23時28分33秒 | 日記

あー

今年はもっとBlogを書こうと思っていたにもかかわらず
既に3週間が過ぎようとしている。

須坂☆キッズプロジェクト発表会のことも記載しておきたいけど
まずは今週末初日を迎える劇団本公演!!

夢幻史上初の4都市巡回公演♪

と言っても長野県内だけなのでアシカラズ。

初日は次の日曜日(1/20)、場所は松本市の上土劇場

以前はピカデリーホールと言う名で親しまれていた会館だ。

以前、ピカデリーで上演してみたら?と勧められたこともあったし
まつもと演劇祭参加のお誘いもいただいたこともあった。

が、劇団本公演に関しては、創立から19年目に入ったというのに
長野市外で一度も上演したことがない。

まつもと演劇祭は参加してみたいと思ったこともあるけど
上演時間1時間以内、というのが・・・

私が今まで創作した舞台を振り返ると・・・

2時間前後作品が多く、次いで30分前後の短編作品。

1時間枠で作ったことがあるのは児童劇(^-^;

演劇祭で児童劇を上演するわけにはいかないよねー

いつか一時間作品を無理なく作れるようになったら参加してみよう。

さて・・・

なぜ今まで市外で上演しなかったのか・・・

それは・・・

・単純に費用が嵩む
 交通費、宿泊費・大道具運搬費

・動員
 お客様がいなければ舞台を上演する意味がない
 松本在住メンバーがいないため、口コミで
 周知を広めるのは困難

・キャストのスケジュール調整
 夢幻の劇団員は、基本的に日程調整可能だけど
 研修生は会社員や学生なので
 週末しかお休みを取れない。
 市内なら、学校帰りや仕事帰りに駆けつけられるが
 遠方は無理

夢幻工房はこれまで、長野市外で何度も舞台を上演した経験がある。
東京や千葉、群馬でも児童劇やワークショップを行ったことがあるし
阿南町、安曇野市、上田市、中野市、須坂市、小布施町
大町、三水村、千曲市・・・

これらは全てご依頼公演。

有難いことに主催者からお声がけをいただき
舞台を上演させていただいた。

昨年、大勢の皆様のご協力とご尽力のおかげで
無事東京公演を終えることができ
さて、次は何に挑戦しようか・・・と考えた時
今回の長野県内巡回公演案が浮かんだ。

で、助成金申請を出してみたところ
内定をいただいたのでした。

この助成金、厳しい審査があり
内定をいただける芸術団体数も限られている。

その審査を通過して、内定をいただけたのだから
何としてもこの企画をやり抜こう!と決意。

さて、キャストをどうしようか・・・
研修生は無理だよね・・・

早速、劇団本公演の常連ことたま座さんに声をかけたことろ
有難いことにご快諾をいただけた。

さらに・・・

各都市の出身者や在住者あるいは所縁のある役者に声をかけ
出演していただくことに。

今回は島津さん、大久保さん、池田さんの御三方。

どの方もオープンエアシアターに参加してくださったことが複数回あり
演技の方向性や実力を知っているし、人柄も良い=^_^=

本当はもう一人お声がけしていたんだけどねー
残念ながら引っ越しをすることに決まったそうで、断念。

作品は、一昨年10月に決めていた。

「奇想山月記」

初演は2012年。

骨太の面白い仕上がりで、いつか再演したいと思っていた。
更に昨年は規模の大きなご依頼公演が3つも入っていて
新作を執筆する時間はなさそうだった。

そんなわけで最初は再演予定だったけど
台本を読んで、再調査をしたところ

むぅ・・・

もっと中島敦さんの人生に迫る作品したい・・・

という欲求が高まり、結果的に全く異なる作品が誕生!

皆神神社奉納劇が終わるまで、執筆時間を全く取れず
奉納劇本番を終えてから、ようやく台本執筆に入ったが
その時点ではまだ、前作に引きずられていて
呪縛から逃れるまでに時間を要した。

そんなこんなで台本が上がったのが11月中旬。

予定より一ヶ月遅れてのスタート。

キャストの皆さんにはご迷惑をおかけしたが
自分では納得のいく作品に仕上がった。

台本の良し悪しが舞台の成功、不成功を決める。

もちろん役者に委ねる部分も多くを占める。

例え台本が未熟でも役者が良ければ
お客様は飽きずに最後まで観て下さる。

その後も何度も修正を加え、ようやく先週全ての演出プランを確定。

音楽とか

照明とか

映像とか・・・

そうなんです!

今回は映像を使うことに決めた。

 

松本公演の照明オペはホール支配人のN氏。

Nさん、公演終了までよろしくお願いします!!!

 

音響担当は研修生のあんちゃん。

映像担当は同じく研修生のスノ。

当日の受付は、N氏の奥様がお手伝いを快諾してくださり
実に心強い。

・・・・・・・

あー書きたいことがいっぱいあるけど・・・

ね、ねむい!!

ひと段落したら、出来るだけ早めに書き込もう。

 

本当に面白い作品に仕上がりました。

原作者としてチラシにお名前を掲載させていただいた
武内雷龍先生に上演台本をお送りしたところ
昨日、ご感想メールが届きました。

「まことに力作にて、観客の感銘が期待されます。」
  
嬉しいご感想をありがとうございました!

作家先生にお褒めをいただき、ちょっとだけ舞い上がった(笑)

本番日は、開幕10分前から
バイオリニスト・牧美花さんによる
オプニングアクトが行われます

 
マジ見そびれると勿体ない舞台=^_^=
 
松本公演は今週日曜日13:00、18:00の2回のみ!
会場は上土劇場(旧ピカデリーホール)
 
中信地区にお住いの皆様
今週末はぜひ上土劇場へお越しくださいm(__)m
 
皆さまのご来場をお待ちしております!!