蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

仕込み完了!

2013年06月12日 23時17分33秒 | 日記
今日は、篠ノ井東小学校「カン太の涙」公演の仕込み。

10:00に集合し、みんなで倉庫へ向かう。
資材・機材を積み込み後、小学校の体育館へ。
館内に入れるのは13:00からなので
取り敢えず体育館の脇に資材類を下ろして
ガストで少し早めのランチタイム。

12:50、再び体育館へ。
照明オペのHさんも到着し、仕込み開始。

Hさんは、一人で黙々と照明をセッティング。
私も参考のためにサポートしたいと思っていたが
大道具系の指示に追われ、結局お手伝い出来ず…
申し訳ありません。。

仕込みの最中に、体育館を覗いた子どもたちが

  明日、何が来るの?

というので

  ヤンチャーズだよ。

と応えたら

  やんちゃなの?

だって。

そうです、その名のとおり、やんちゃが大好きヤンチャーズ♪
わかりやすいネーミングだよね。

17:00前、仕込みとシュートが終了。
17:30から気になる箇所だけ場当たりをしてゲネプロ開始。
19:00過ぎにゲネ終了。

ゲネと言いつつ、私は演出の役割もあるので
客席と舞台を行ったり来たり。
ビデオを撮影して後で確認しようと思っていたが
映像と実際の照明や音響の感覚は異なるので…

終了後、照明を修正し、わかる範囲でのダメ出しをしていたら
校長先生が差し入れを持って来てくださった。

  お気遣いをありがとうございます…

教頭先生も顔を出してくださって

  いつも21:00位まで学校にいるので
  気になさらず、やってください。

と。

遅い時間までお付き合いいただき、ありがとうございました!

ゲネ終了後、一通り修正を終え
20:20頃、体育館を後にした。

帰宅後、ビデオチェック。
が、あともう少し…というところでビデオが切れてしまっていた。
どうやらLPモードになっていなかったようだ。
明日は、こういうことがないように
LPモードで撮影してくれるよう頼まねば!

児童の皆さんも先生方も、とても楽しみにしてくださっている様子。
全員がベストを提出できれば、かなり良い舞台になる、はず。

スタッフの皆さん、出演者の皆さん、よろしくお願いします!
私も頑張ります!

ボレロ

2013年06月12日 01時01分42秒 | 日記
今日は、今週日曜日に上演予定の
メモリー・シアターに使用する音響製作。
きっかけだけは先週決めたんだけど
音楽のセレクトまで手が回らずにいた。

基本的には、これまで少しずつため込んだ曲を利用。
一曲だけどうしても「ボレロ」を使いたくて
著作権フリーの曲を購入。

「ボレロ」の作曲者は、フランスのモーリス・ラヴェル
元はバレエ曲として制作された作品。

10年ぐらい前になるかな?

岡谷のカノラホールで観たシルヴィ・ギエムのボレロは圧巻だった!
振り付けは、モーリス・ベジャール氏。
小さな円形の高台に乗ったギエムを取り囲む男性陣。
ギエムのダンスは、しなやかさで力強く
体の中から噴き出すようなオーラ(存在感)があった。

終演後、あまりにも凄い衝撃と感動で
暫く席を立てなかったことを覚えている。

初めて観た男性のコールド・バレエも衝撃的だったなぁ~

あの時の映像と興奮は、未だに色褪せていない。

ボレロは、同じメロディが繰り返されるので
単調になりかねないのだが
様々な楽器が重なりながら重厚感や
盛り上がりを感じさせてくれる。

いつか舞台で使ってみたいと思いながら
あまりにも有名な音楽なので
使いどころを間違えると世界観が壊れる可能性があり
なかなか手を出せないでいた。

が、今回は結婚披露宴という特殊な空間。

  もしかしたら使えるかも?

と思って、著作権フリーの「ボレロ」を購入。

早速台本を読みながら曲を流してみたところ

  いいね~

迫り来る感じがとても良い♪

キャストは、ケンジ君とサリアさん
ガンちゃんと私で、声を担当する。
これは、ケンタロウ君が知り合いの方から
ご依頼をいただいた仕事だが
ケンタロウ君は他の仕事と重なり
残念ながら関わることができない。
ケンタロウ君の分も頑張らねば!

ご依頼主は、なんと新郎様!

ご依頼主の方に満足していただける作品に…

そして―

新郎新婦にとって、一生に一度の結婚披露宴に
華を添える作品になるよう、今出来ることを
最大限生かして取り組んでいきたい。

夜は「カン太の涙」本番前の最後の稽古。
出演者2人が都合で欠席だったが
代読みで通し稽古をしつつ
気になる点を確認しながら進めていく。

あ、そうそう!
一人見学者がいましたね~

やる気に満ち溢れたメンバーがいることが嬉しい。
今後が楽しみです!