蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

文化芸術の必要性

2013年03月03日 12時45分42秒 | 日記
昨日、南千歳町にあるモリヤホール(アイビースクエア3階)にて
新・市民会館建設に関するシンポジウムが開催された。

■プレイベントVol.2
 先輩に学ぶ 市民が主役のホール運営とは
 -市民のための市民会館の実現を目指して-

■パネリストは下記のお三方
 ★桑谷哲男さん(座・高円寺館長)
 ★辻野隆之さん(茅野市民会館 ㈱地域文化創造代表取締役専務兼技術部長/茅野市美術館長)
 ★是永幹夫さん(大分市複合文化交流施設「ホルトホール大分」総括責任者/㈱わらび座相談役)

これは、長野市民会館市民WS委員が中心となって進めているプレイベントの一つ。
建設中の新・市民会館を市民が主役の本当の意味での文化芸術拠点にしていきたい…
これは、市民WSのメンバーの切なる願いである。

内容の濃い参考になるシンポジウムだった。
残念なのは、圧倒的時間不足。
結果的に、大幅な時間超過となってしまった。

パネリストの皆様も、もっと話したい・伝えたいことがあり
こちらももっと伺いたい・勉強したいことがあった。
コーディネータである㈱シアターワークショップの伊東さんが
「これは第一回目、継続していきましょう」と仰っていたが
是非それが実現できるようにアクションを起こしていきたい。

終了後は、場所を居酒屋に移し、懇親会スタート。

私はなぜか、パネリストの皆様の間の席に座らせていただくことになり
貴重なお話を個別に伺うことができて、大変ラッキーでした。
お三方とも、文化芸術を大切だと思い、市民権を得るために
最大限の努力をされ続けている尊敬すべき方々。
文化芸術(舞台芸術)で「町づくり」「町の活性化」と考え実践し
そして結果を出している。

文化芸術を必要だと思っていらっしゃらない方や
ご興味のない方にも「応援をしていただける」ような
取り組みのお話は、特に興味深く参考になった。

また、是永さんは、芸術家が芸術で食べていける環境を作ることの重要性を語られ
ご自身の経験を元に構築されたノウハウは大変説得力があった。
今、大分市で行われようとしている取り組みは、とても興味深い。
助成金の種類や活用方法についても教えていただいた。
もっと助成金方面へのアンテナを鋭敏にしなければ…と反省。
長野市でも、大分市のような取り組みが出来るといいのだが…

先日、本公演をご覧になられた方から
長文のお手紙でご感想とご提案をいただいたのだが
その方も、演劇の可能性として同様ことを仰っていた。

今は舞台を創作・提出することとWS講師の仕事で精一杯だが…

環境を整えつつ、出来ることからコツコツと取り組んでいこう。

桑谷さんも辻野さんも是永さんも気さくな方なので
今後も積極的にご指南をいただきながら
市民WSの活動を推進していきたいと思います。

最後に…
私は、当日しか運営に携われず申し訳ありませんでした…
企画・運営にご尽力下さいましたWS委員の皆さん、大変お疲れ様でした。
ありがとうございました!