アンティークのある暮らし  DORIS

ハウステンボス在住のネットショップ「DORIS」店長のブログです。http://mttaki.shop-pro.jp/

ロンドンで見かけた某ショップのディスプレイ・・・

2017年07月11日 | イギリス
先日買い付けに行ったロンドンのハムステッドのアンティークショップの近くて、日本の着物をディスプレイに使っているショーウインドーを発見しました。

パリのアンティークマーケット街で日本の着物を扱っているお店を見たことがあるのですが、ロンドンでは初めてだったので意外でした。


そして、「こうしたディスプレイもありなのね・・・」と参考にさせていただきました。


私も以前着物にはまっていたことがあり、それこそ呉服屋さんに勧められるままに着物を作り、一度も袖を通したことがない物もあります。


今思えば「高い買い物をしたわ」と少し後悔しているのですが(高価なアンティークが買えたのに・・・)、でも、老後は着物を着て「優雅に」お茶などをいただいて、と夢見ているのでまだまだ処分する気にはなれずにいます。


でも、さすがに若い頃に着ていた赤い絞りの羽織(上記の写真のような)は着れないと思うので処分しようかしらと思い、「お嫁ちゃん」に電話をしてみたら「捨てないで下さい、あーちゃん(孫のニックネーム)が着るかもしれないので・・・」とのこと。


「着物なんか要りません!」と言われるかと思っていたのですが、「欲しいです」と言われたので嬉しくなりました。


あーちゃんが大人になったら二人で(いえ、ママも一緒に三人で)京都を歩けたらいいなあ、と夢見ている私です。


それに、「こんな赤い着物は嫌!」と言われたら、ディスプレイに使えばよいのですものね。


余談ですが、デパートの「アンティークマーケット」では「リメイク着物」が大人気でした。

勿論、「アンティークやヴィンテージ着物」が好きでご自分でお召しになる方も多いのですが、着物を使って洋服や小物などを作られる方が多いようです。


ですから、「着物を沢山持っているけれどもう着ないし・・・」と思われる方はごみとして処分しないでお店に引き取っていただくことをお勧めします。


そうすれば、またどなたかの手に渡ってその着物の命が再生されるのですから・・・
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