昨日の続きです・・・
チェルトナムからパディントン駅に到着した後、地下鉄でキングスクロス駅へ・・・
いつものホテル(コンフォートイン)に行き荷物を預けた後、オックスフォードサーカスへ・・・
両替商でポンドに両替した後、リバティへ・・・
エレベーターで3階にあるタナローンのコーナーへ・・・
(この重厚な木彫りの作りが歴史を感じるので好き!)
タナローンで作られたパッチワークが素敵!「でも、これだけ作ろうと思ったら一体どれだけお金がかかる
かしら?と貧乏性な私はすぐに金額を考えてしまう)
このワンピースの布地が変わっていて可愛い・・・
今回は気に入ったタナローンがなかったのと、すでに在庫はたくさんあるので何も買わずにお店を出た。
一旦、ホテルに戻り夕方7時にTさんのお宅へ・・・
Tさんたちは偶然にも私の宿泊しているホテルからは10分もかからない所に住んでいた(ということは、キングスクロス駅からはすぐという利便の良さ)。
2LDKのかなり広いアパートで、Tさんの好みでモダンなインテリア・・・
「アンティークは好きじゃないの。だって、誰が使ったかわからないし、汚いでしょ」とのこと。
その割には「ドイツで買ったのよ。可愛いでしょ?」とアンティーク(ヴィンテージ)のカップを見せて
くれた。
カップ類は洗えばきれいになるから良いということかしら?
Tさんのお連れ合いさんはイギリス人で、雰囲気がピカソに似た(?)感じの良い人だった。
Tさんは一切アルコールを飲まないが、私の為にワインと軽いおつまみを用意してくれた。
ちょうどテレビからシリアからの難民のニュースが流れたので、「私の連れ合いはいつも彼らのニュースを見ては涙を流している」と言うと、Tさんが「彼らはちっとも可哀想じゃない。だって、例の子どもが亡くなったあの男性は嘘をついていたのよ」と反論してきた。
私は「もし、自分が彼らの立場だったら、と考えると他人事とは思えない」と言うと彼女は「だからといって彼らは甘えている・・・」と厳しい口調・・・
以前からTさんが「保守的」な考えの持ち主であることはわかっていたが、ここまで頑なに「難民」に対して厳しいとは・・・
とても難しい問題だし、それにお互いに母国語で話しているわけではないので、お互いの気持ちがうまく表現できないのは仕方ないと思い、それ以上は話すのを止めて旅行の話題に切り替えた。
ホテルに戻ってからも、なぜTさんはあんなにも「難民」に対して厳しい意見を言うのだろうか、同じような体験をしてきたから、もっと同情するのかと思っていたのだが、とずっと考えた。
そして、私なりに結論を出したのは、「彼女は日本にいた時も必死で働いて来た。イギリスに来てからも
不法滞在ではなかったが、朝昼晩と必死で働き、家族に仕送りをしてきた(今も続けているとのこと)。
だから、「何もしないでただ嘆き悲しんでいる人を見るのが耐えられない」のではないだろうかということ。
逆境にも負けずに自分の力で生き抜いてきた彼女だからこそ、あのような考えを持つようになったのだろうと思う。
政治的な意見は違うが、彼女とは良い友人として長くお付き合いしたいと思っている。
続く~
チェルトナムからパディントン駅に到着した後、地下鉄でキングスクロス駅へ・・・
いつものホテル(コンフォートイン)に行き荷物を預けた後、オックスフォードサーカスへ・・・
両替商でポンドに両替した後、リバティへ・・・
エレベーターで3階にあるタナローンのコーナーへ・・・
(この重厚な木彫りの作りが歴史を感じるので好き!)
タナローンで作られたパッチワークが素敵!「でも、これだけ作ろうと思ったら一体どれだけお金がかかる
かしら?と貧乏性な私はすぐに金額を考えてしまう)
このワンピースの布地が変わっていて可愛い・・・
今回は気に入ったタナローンがなかったのと、すでに在庫はたくさんあるので何も買わずにお店を出た。
一旦、ホテルに戻り夕方7時にTさんのお宅へ・・・
Tさんたちは偶然にも私の宿泊しているホテルからは10分もかからない所に住んでいた(ということは、キングスクロス駅からはすぐという利便の良さ)。
2LDKのかなり広いアパートで、Tさんの好みでモダンなインテリア・・・
「アンティークは好きじゃないの。だって、誰が使ったかわからないし、汚いでしょ」とのこと。
その割には「ドイツで買ったのよ。可愛いでしょ?」とアンティーク(ヴィンテージ)のカップを見せて
くれた。
カップ類は洗えばきれいになるから良いということかしら?
Tさんのお連れ合いさんはイギリス人で、雰囲気がピカソに似た(?)感じの良い人だった。
Tさんは一切アルコールを飲まないが、私の為にワインと軽いおつまみを用意してくれた。
ちょうどテレビからシリアからの難民のニュースが流れたので、「私の連れ合いはいつも彼らのニュースを見ては涙を流している」と言うと、Tさんが「彼らはちっとも可哀想じゃない。だって、例の子どもが亡くなったあの男性は嘘をついていたのよ」と反論してきた。
私は「もし、自分が彼らの立場だったら、と考えると他人事とは思えない」と言うと彼女は「だからといって彼らは甘えている・・・」と厳しい口調・・・
以前からTさんが「保守的」な考えの持ち主であることはわかっていたが、ここまで頑なに「難民」に対して厳しいとは・・・
とても難しい問題だし、それにお互いに母国語で話しているわけではないので、お互いの気持ちがうまく表現できないのは仕方ないと思い、それ以上は話すのを止めて旅行の話題に切り替えた。
ホテルに戻ってからも、なぜTさんはあんなにも「難民」に対して厳しい意見を言うのだろうか、同じような体験をしてきたから、もっと同情するのかと思っていたのだが、とずっと考えた。
そして、私なりに結論を出したのは、「彼女は日本にいた時も必死で働いて来た。イギリスに来てからも
不法滞在ではなかったが、朝昼晩と必死で働き、家族に仕送りをしてきた(今も続けているとのこと)。
だから、「何もしないでただ嘆き悲しんでいる人を見るのが耐えられない」のではないだろうかということ。
逆境にも負けずに自分の力で生き抜いてきた彼女だからこそ、あのような考えを持つようになったのだろうと思う。
政治的な意見は違うが、彼女とは良い友人として長くお付き合いしたいと思っている。
続く~