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川上ダムの予定地には特別天然記念物のオオサンショウウオが約1、369個体確認されています。この素晴らしい水と緑を残そう。

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2015年度の総会しました

2015-04-19 23:56:32 | 日記

2014年、そうです去年度の幕開けは、

伊賀市の水道事業が川上ダムにより頼む方針が先ずマスコミに発表されて(←ここがどうも腑に落ちない)、

マスコミ各社が伊賀市の方針を一斉に書き立てましたから、ビックリとガッカリが一度にきた幕開けやった。

そこから激しい戦いの火蓋がきられたと言ってもいいね。

 

先ずマスコミに、治水でも川上ダムが不要なんだってお知らせして、治水の専門家の講演会をしたり行政に要望したり。

遊水地の方ともお話しさせてもらったり。

そうやって、とうとう伊賀市の会場で最期と思われる公聴会が6月8日に開かれたのやった。

ここで意見を発表した畑中代表理事が、突然倒れて意識不明の重体になられた(この時の内容は、余りにもすばらしくて遺稿集に収録)。※

人数的にも内容的にも、圧倒的に川上ダム不要論が勝っていたのに、、、。

伊賀市の市会議員22名(24名中)は、ダム推進議員連盟を急遽束ねて、ダムを加速させて行ったのよね。

あの でたらめなチラシを伊賀中に配布されてしまった。 

 こちらも、それの裏をかいたチラシ作って巻いたけど,配布力では負けました。

議連のした事は、伊賀市民の大半を大衆正義でくくって勝利したかに見えるわ、たいしたもんだった。

こちらは、要望書を持って伊賀市だけじゃなく大阪府にも行ったわ。大阪府は河川部長さんがお出ましご対面やったなあ。

三重県にも行ったよ。ここでも河川部長さん以下4人も出てくれたわ。

 NPOで13年間も活動している団体やからかなあ。

対応は立派だったけど回答はあかんかったなあ。

三重県議粟野氏にもあってお話ししたり、岡田克也国会議員の事務所にも行ったなあ。

そうして8月25日、大臣が「川上ダムは続行」と発表。

9月議会で、伊賀市が川上ダムに支払うお金の返済計画が これまたマスコミに発表されたわ(理解しにくい資料やった)。

左は伊賀市の資料。伊賀市の資料を基に川上ダムでどんだけお金が要るか作った表がこちら。

 

今までの川上ダム事業で伊賀市が払わなければならない金額を、他のダム参加自治体と見比べる資料がこちら

30年の償還計画だからね、利息を含むと大阪府とほぼ同額払うことになって居る伊賀市だよ。 

断っておくけど、これからダム本体工事がはじまるんやで~。又支払いが、、、おそろし。  

伊賀市のどこにそんな金があるんだろう?

あるなら使うところが他にあるのに、なんでムダなダムに金が出て行くの?  

 

ダムはいらないと判断する自信がないんやな。それってちゃんと勉強してないからや。 

 ただただ、言われたくないだけで逃げているだけと思うわ。

こちらかて言われたないから 勉強必死にやったよ。

 洪水はダムよりも効果が上がる方法が他あるし、毎秒0,358tのダムからの高い水を買わなくても伊賀市水道事業は遣っていけるって。

 

行政こそ科学的にちゃんと勉強して、合理的に判断していかないと。 財政難に陥っているのに、どうするねん。

行政は、圧力に屈しているとしか思えんかった。

ダム推進議連のチラシ内容は、ダム有利の誇張された記事の化けの皮がはがれた償還計画やった。

議連と伊賀市に、ダム負担金償還計画の説明会開催を求めた。 開催しないって 逃げたよ。

伊賀市の”このままではあかんやろ”の市長” は、これではあかんやろ!ておもったわ。

議会制民主主義は、ほんまの民主主義と違うね。

もっとも、独裁を遣りたがっている今の政権下では想定内だわ。

だから長崎の石木ダムや北海道のサンルダム、そのほか辺野古・祝い島のほうで 必死で戦って居る時だって事だけどね。

応援してね。

 

オオサンショウウオの夜間観察会・川上ハイキングもしたよ。

水源開発問題全国連絡会に加盟したよ。

日本オオサンショウウオ大会で、”オオサンショウウオの棲む川にダムを造って良いの?” と,訴えたし。

86キロm長さの木津川沿いで活動する河川レンジャーさん達に混ざって、”木津川展” に出展したよ。

 

文化庁長官宛に、川上ダムが建設される前深瀬川のオオサンショウウオの保全と調査の要望を提出。

この要望書に対する賛同署名活動を、ただ今展開中(第一次締め切りは4月末)。

署名簿は こちらへご住所を書いて返信してくれはったら送ります。 協力してね。

 

県会議員選挙の候補者5人に、公開質問出したんだけど。 3人から回答なしの非常に残念な結果になった。

でも、川上ダムに反対する私らの、請願に紹介議員として活躍した元伊賀市議の稲森稔尚さんが当選。

 

”川上ダムに反対する理由” のダイジェスト版を2015総会に間に合わせて作った。

代表理事畑中さんの追悼集を、完成させた。

 

2014年度は、川上ダム建設続行と結論付けられて来たために、いろんな活動を激しくやった年だったわ。

お金もぎょうさん、使うたなあ。

2015年度は、どんな一年になるやろ。 じっくりと実りある活動をして行きたいなあ。

 

第2部の「畑中さんを偲ぶ会」は、御茶と御菓子が出て、和やかにそれぞれが語り合い 聞きあうつどいになりました。

大阪から伊賀名張に越して来て出会った人が多かったわ。 幼なじみの人。 ゴルフ場反対運動からのつながりある人もいたし。

最期の1年か2年で或いは数日で濃密につながったと言う人も何人かいたわ。思想的には一致してなくても行動面では一緒にやれたって言うひとのお話しもあった。

 奇しくも今日4月18日は、畑中さんが倒れられて10月10日目でしたよ。

10月10日っていったら、一人の人間の命がお母さんのおなかに宿って この世に誕生するまでの時間だね。

畑中さんの願いは、川上ダムをやめていただく事。

畑中さんの願いを共有して、一歩踏み出せたらいいね。 そんな偲ぶ会やった。

 

※ 遺稿集は、水と緑のたより追悼特別号として発行。

 

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http://chn.ge/1hzRbJf  「川上ダムはいりません」  子どもたちの未来に川上ダムは要りません。

                                           ご署名が未だの方は ここを開いて、お願いします。

 

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