マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

バースデーライブ終了

2008年06月30日 | Weblog
 とうとう終わった。
 大勢のあと押しのおかげで盛大に、無事に終えることができた。
 みなさーん、ほんとにありがとう。
 ライブアラカルトは明日からのブログ上で紹介しますから、お楽しみに。
 
 というわけで今日は一日、後始末。
 今夜だけ、お休みちょうだい。
 落ち着いたら個別にゆっくりとメールします。


神さま、仏さま、お袋さま

2008年06月28日 | Weblog
 20周年記念のバースデー・コンサートライブが、とうとう今夕に迫った。
 なんとか準備だけは格好つけたが、やっぱり天気がネックだ。
 しかし、ここまできて、じたばたしたって始まらない。
 過去に、台風や、スコールや、大雪の中でバーベキューを決行したこともあるやんけ。それを思えばどってことないやんか!
 ということで屋内ライブの準備も完了させた。あとは持ち前の強運生まれに賭けようではないか。
 といいながら・・・今、きっつい二日酔い。
 ああ、神様、仏様、お袋様ー。

 ―写真は、あの2004年の台風23号で大暴れする敷地内の川―

ブログは継続なり

2008年06月26日 | Weblog
 ブログのアクセス数は順調なのに、どういうわけかコメント数が増えてこない。 
 ということは書いていく張り合いがない。
 かといって止めるわけにはいかない。
 あなたの、君のコメントが継続へのサポートなのに。
 やっぱり気長く待つしかないかぁ。

 白ヒゲの教訓・その⑤ 「ブログは継続なり」か。

  ―写真は、今のような長雨、大雨のときにだけ出現する「白ヒゲの滝」で○秘―

トイレの落書き

2008年06月25日 | Weblog
『六十、七十は、米(八十八)山坂の上り口、なにクソ(九十)と越えん、百花の花見に』

「60歳、70歳くらいはまだまだこれから。米寿(88歳)まではまだ遠い。もうちょっと頑張って90歳、100歳まで長生きして天国へ行こう」とまあ、こんなところかな。

今日の誕生日を記念して、あるうどんやさんのトイレにあった名句を紹介してみました。

 ―写真は「20年前の少年たち」―

ハンモック

2008年06月25日 | Weblog
 いつまで続くかわからない梅雨の最中、今週末に迫ったライブの準備におおわらわ。
 ライブの練習はもちろんのこと、ステージの設営、客室の準備、仕入れ、設備の補修、それにイタチごっこのごとき草刈り、その他、とにかく時間と手が足りない。
 そんな時にハンモックで横になるのはこの上ない疲労回復のひとときである。

 ハンモックはアマゾンの先住民が使っていたのがはじめらしいが、日本では狭い軍艦の中で使っていたのが知られている。船がどんなに揺れても寝床の水平を保つには最適だったからだ。

 うちでは、
 風通しのいい木陰が最適!
 背中に汗をかかずに寝られる。
 だが、ハンモックが裏返しして落下する人もいれば、
 ボンレスハムになる覚悟もいる。

かじか

2008年06月24日 | Weblog
 今、ホタルが最盛期。
 そしてウグイスも朝夕、うるさいほど鳴いてくれる。
 今は0時45分くらいか。
 きょうの宿泊客は酒とホタルで酔いつぶれたみたい。
 オレはいつも通りスズメの行水。
 今、カジカの合唱がたまらなく心地よい。
 ところでカジカには魚とカエルの2種類ある。
 うちにいるのはカエルのほう。

そこで質問、
 「カジカガエル」と「カエル」の違いは?

〔ヒント〕ジローの背中に乗っている写真をよく観てください。

 ―答えはコメント欄に。正解者には記念品プレゼント―

天気予報

2008年06月22日 | Weblog
 今年の梅雨は久しぶりに、かなりうっとうしい。うっとうしい上に、天気予報がまったく当たらない。当たらなくて当たり前は宝くじだけ。

 最近は知らない間に梅雨入りし、知らない間に梅雨明けしていることが多い。何を根拠に「梅雨入り宣言」、「梅雨明け宣言」するのか。

 今の時代、国も企業も病院もみんな「ごめんなさい」とテレビで頭を下げている。にもかかわらず気象庁だけが謝らないのはどういうことや。気象予報士ら、個々の責任で済ませるつもりか。明日の予想すら当たらないのに長期予報が当たるはずがないではないか。

 特に四国の降雨量が数百ミリ、なんていうのは太平洋側の話であって、瀬戸内側は大して降っていない場合が多い。四国は、北と南と瀬戸内の三つに分けて予報するべきではないのか。われわれの仕事は天気予報次第でキャンセルだってでるんだから。

 ところでこの調子でいくと28日、29日のライブは屋内になるかも。

ミュージシャンあらかると

2008年06月20日 | Weblog
 いよいよバースデーライブも10日後に迫った。
 きょうは数年前にやってきた自称「アウトドアー・ミュージシャン」を紹介しよう。

 春先にもかかわらず、なんと-30℃の第一級寒気団が日本列島を襲ってくるという夜に、
「彼女と焚き火を囲んでギターを弾いて歌いたい」という中年カップルがやってきた。
 ナイロンパーカーをかぶり、頭には懐中電灯、という完全武装の彼とは反対に、彼女は涼しそうな花柄のスプリングスカートにヒールだ。ということはコミュニケーションがとれていないのか。ということは知り合って間もない不倫の初心者か。オレの目はごまかせない。

 おりからの真冬に逆戻りしたような厳寒の闇の中、焚き火を囲んでライブが始まった。
 オレは熱燗一升ビンで暖をとっているが、彼はキンキンに冷えた缶ビールだ。焚き火に近づこうにも近づけない服装の彼女が可哀想。

 凍える指で歌本を捲り、チューニングのずれたギターを爪弾き、凍える声で唄う彼の姿は、あまりにも痛々しい。彼女も、彼の奏でる音楽とは、関係なく全身を小刻みに震わせている。

 「建物内へ行っか?」
 オレの助け舟に彼女が一瞬、「助かったー」風に腰を上げようとした。
 ところが、
 「いいいいいやっ。しししし自然の中がいいいいー」
 とガチガチ声で拒絶する彼。
 力なくまた腰を落とす彼女。このままでは氷像になってしまう。
 
 そのうち、がまんできずに「おい、チューニング」と、つい。
 すると、素人は黙ってろ! 風に、「なんで?」ときた。
 「い、いや、別に……」とオレ。
 これほど自信満々の男も珍しい。

 そのうちオレの大嫌いな歌が始まった。千春の「長い夜」だ。
 ただでさえ長~い歌である。それをまたトチッては「あれっ?」、詰まっては「アりーッ?」。
 まるでザ・ぼんちのおさむちゃん風に首を傾げて繰り返すばかり。よって、いつまでたっても終わりがこない。

 しかしオレの協力にも限度がある。
 心を鬼にして「えがった、えがった。メッチャ、えがったぁー」と、手を叩いて無理やり幕を下ろさせた。彼女は凝まっていたのか、しばらく立てなかった。

 しかし愛人にいいところを見せたい一心で頑張ったヤツも凄いが、それに堪えていた彼女はもっともっと誉めてやりたかった。

 しかしいろんなミュージシャンがいるもんだ。

  ―写真はマウンテンドーム・ギター教室・第一期卒業生たち―

カレセン

2008年06月19日 | Weblog
 数日前のテレビで「静かに広まるカレセンブーム」というテレビ番組があった。 カレーの専門店か、と思っていたら、なんと「枯れたおやじ専科」の略で、今や、若い女性に枯れたおやじがもてるんやてぇ。

 「かっこばかりのイケメンにはまったく魅力を感じない」とか、「年下男は、かわいいだけで頼りない」とか、「おじさまは、お金と包容力がある」とか、もてそうにない男女が勝手なことをほざき合っていた。
 そのうち、今、一番魅力的で女性の心を癒してくれるのは、「人生の荒波を乗り越えて、すっかり油の抜け落ちたおじさまたち」ときた。その気にさせといて突然、「セクハラー!」などと、騒ぎ立てるのは誰やねん。その上、「脂っこいギラギラしたおやじは勘弁」とは、なんたることぞ。  
 オレたち枯れおやじたちにも選ぶ権利がある。ションベンくさいのより、熟女か散りかけた大人の女性のほうがええわい。
 枯れたおやじたちは、みんなお金持ちで包容力があるってぇ? わかった風な口きいてたら大間違いやで。オレにあるのは豊富な経験だけや。

 ついでに【カレセンの条件】とやらを載せておこう。
□ 一人の時間をもてあまさない。 (時と場合や)
□路地裏が似合う。 (表通りも似合うぞ)
□ ビールは缶ビールよりビンビール。 (時と場合や)
□ ペットは犬よりネコ。 (なんやねん)
□ 独りでふらっと寄れる行きつけの店がある。 (うどん屋も、百均も、ドンキホーテも)
□さりげなく物知り。 (悪いこともよう知っとるぞ)
□携帯やメールに依存しない。 (当たり前やん)
□金や女を深追いしない。 (時と場合や)
□ 自分の年齢を受け入れている。若ぶらない。 (いったい、なんやねん)
□ 人生を逆算してみたことがある。 (意味がようわからん)
□歳をとってからのほうが若い頃より断然カッコよくなった。 (オレのことか)

 枯れたおやじに憧れる若い女性は昔から潜在していたはずだ。
 今や、「特に20歳くらい年上のおやじがいい」ともいっていた。何を根拠に・・・。
 それはオレたち夫婦のことかやんか。

 ―写真は枯れススキカップル―

日加友好の父の日プレゼント

2008年06月18日 | Weblog
 昨夜、あのレスラー一家が、いつもの豪勢なパーティー寿司を引っさげて、白ヒゲ夫婦の誕生日と、父の日を兼ねてお祝いにきてくれた。気は優しくて力持ちを地でゆく、今や自他共に認める自慢の息子である。

 そしてグッドタイミング。カナダ人のクリスも、友人デイビスと嫁さんの両親を伴って、白ヒゲおやじといっしょに父の日を祝おうと、山ほどのギョーザを手土産にきてくれた。彼の嫁さんは今や、白ヒゲブログで一躍有名になった、あの里美ちゃんだ。
 実は昨日、彼女が子供たちと一緒に、クリスのパパとママが待つカナダに先発ったため、後発のクリスが里美ちゃんに代わって親孝行するために来てくれたのである。
 よって、にぎり寿司に餃子ときたら、あとは、当然、例のスペシャル味噌ラーメンだ。しかしカナダ人に餃子と味噌ラーメンというのも、マウンテンドームならではのこと。あとはいつもの泥酔パーティーから酒風呂コース。

 そして今朝、デイビスは再起不能の二日酔いで長崎に帰っていった。
 今回の日本とカナダ友好の父の日も、また冥土の土産となった。