マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

ゴールデンウイーク

2009年04月27日 | Weblog
 今年もまた恐怖のゴールデンウイークがやってくる。5月の2日から5日までの4日間が戦争だ。最後まで倒れずにやり通せるだろうか。
 新聞によると四国自動車道も20キロ渋滞を予想している。いくら高速道路の通行料が1,000円になったといえ、決して喜べる話でない。道路も観光も宿泊もちょっと日程をずらせばのんびりゆったり滞在できるのに。

 そもそもゴールデンウイークとは、「高度成長期に大当たりした映画業界がつくった宣伝文句」と、昔、ウルトラクイズでやっていたのを覚えている。今のひとは知らないだろう。
 ちなみに今年は9月19日~23日に再度、ゴールデンウイークがやってくる。大型連休は大歓迎だ。

おかもちポスト

2009年04月23日 | Weblog
 昨年だったと思うが近所に5キロのガスボンベで作った〒ポストを設置しているのを見つけて、喜び勇んでこのブログ上で紹介したことがあった。
 そのとき、オレ以外にもセンスのいいやつがいたんやぁ、と悔しがった。そのうちもっとすごいやつを作ってやるぞ、とフアイトを燃やしていたら、なんてことはない、数日前、ホームセンターで同じものを売っていたではないか。なんと既製品だったのである。がっかりもいいとこだ。

 そんな今日、20年前に手作りして使ってきた木製ポストが朽ちて壊れてしまったから大変。早速、かねてから構想を練っていた白ヒゲの腕のみせどころとなり、久々のグランドスラムになったではないか。
 昔、どこの誰から譲り受けたかは記憶にないが、ラーメン屋の「おかもち」を横にして作った秀作である。
 廃品のリサイクルもさることながら、「郵便やさん、ご苦労様」の一言がやっぱり白ヒゲのセンスかな。
 またマウンテンドーム名物が一つ増えたようだ。

※「おかもち」とは、ソバやラーメンの出前に使う取っ手のついた四角い箱のことをいう。

退場命令とフカとサメ

2009年04月19日 | Weblog
  昨晩、何年かぶりにマウンテンドーム名物の「退場命令!」が出そうだった。
  高速道・瀬戸大橋料金値下げの影響か、とんでもない常識はずれの客がポツポツ出てきた。―で、今回がどんな常識はずれだったかの詳細は控えるが二度と逢いたくない客だった。
 「ガマンするのよ」と片眼をつぶって合図する女房。
 奥歯を噛み締め堪え忍ぶ白ヒゲ。
 そのうちビールが焼酎になり、とうとうワイルドターキーに手が伸びた。気がついたらまた1本空いていた。おかげで今日は昼過ぎまで二日酔い。
 「よくガマンしたね」と女房のお褒めの言葉に「て、やんでー!」と虚勢を張ったものの、かつての白ヒゲの迫力は今どこに・・・を感じないではいられなかった。

 ところでオレは今までメチャクチャに酒を呑んできた。どんな種類の酒も呑ってきた。かといって決してアル中なんかじゃない。呑まなくてもどってことはないから。
 大酒呑みにもいろいろあって、ビールばかり1ケースも2ケースも呑るのもいれば、一升ビンをかざして回しながらラッパ呑みするのもいる。
 オープン当初、「ハートランドビールを立て続けにラッパで3本呑ったら呑み代0!」と掛け声かけると、身のほど知らずの学生らが大勢挑戦してきた。しかし20年間、3本一気で呑れる兵は白ヒゲ以外に一人も出遭ったことがなかった。しかもビールのあとはバーボンにテキーラにとハチャメチャな呑み方をやっていた。ところがこれだけ呑っても吐いたことがないという信じられないほどタフな男だった。なぜかというと、食べると呑めない。呑めないと大勢の相手ができないから何も食べずにただひたすら呑むだけだった。だから吐くにも吐けなかったのだろう。
 そんな白ヒゲも今や一滴たりとも呑みたくない日がある。もう無茶はやらない、いや、できない歳になってしまったのだろう。酒は呑み過ぎると取り返しのつかない失敗を犯す危険性をはらんでいる。経験者だからいえるのだ。

■そこでクイズ。大酒呑みのことを、よくザルとかフカというが、「フカは酒を呑む。ではサメは?」

―写真は一気でラッパ呑みを誇っていた頃の白ヒゲ―


A・「フカは酒を呑み、サメは人間を食う。人食いザメというだろう」

独り言

2009年04月17日 | Weblog
 今週は身体がいくつあっても足りない状態だ。お袋の一周忌に、おやじの病院検査。その間隙を縫って草刈りしながら陽よけの屋根を改修し、水道ポンプの修理と、ゴールデンウイークの準備に大わらわ。そして夜はホスト役に徹する。だけどオレはオカマじゃない。

 昨年暮れからの禁煙宣言もアルバイトの監視役ミクの厳しいチェックのおかげでかなり本数が減った。
 と同時に酒が呑めなくなった。いや、欲しくないのだ。呑むと、ときおり胃の調子が変になることがあるからだ。
 といいながらも血圧は昔から低いほうだし、血液はサラサラ。だから糖尿病とか癌なんかでは死なないだろう。逝くとすれば「脳梗塞」か「動脈瘤」の系統か。

 ところでうちにも時期遅れのお年玉の案内が役場から届いた。振込みは今月末らしい。しかしこの程度のはした金でどれほどの経済効果が見込めるというのだろうか。
 さぬきうどんなら40、50人前くらいは食えるだろうけど、マウンテンドーム特製ミソネグロラーメンなら10人前くらいしか食えないだろう。
 
 一体オレは何がいいたいのか? まぁいいかそんなことは。

■写真は敷地内を埋め尽くす満開のタンポポ。

得体知れずのハンドル名

2009年04月14日 | Weblog
メールもそうだがブログの書き込みも得体知れずのハンドル名だけではどこの誰かわわからない。よって返信しようにも文章の書きようがない。ということは悪戯メールとして削除されても仕方がないだろう。いつもいうことだが発信する側はわかってくれているつもりでも不特定多数から受ける側は???で大変なのである。

■お願い■
メールもブログの書き込みも送信者が誰なのか想像できるハンドル名で送ってもらえれば助かります。

●ところで先日の20万件目の訪問者は誰だったのだろうか。ブログに「記念品プレゼント」をうたっているにもかかわらず「20万件目、ゲット!」の書き込みがないのは、ただの通りすがりだったに違いない。残念!

―写真は、見事に咲いた蓮根さん夫妻からプレゼントされた椿―

屋根屋さん

2009年04月13日 | Weblog
 週末に淡路の植木屋さんファミリーがまた来てくれた。知り合って14ヶ月で7回目、二月に一度ペースの宿泊である。今や、三本の指に入るロイヤルカスタマーである。

 好天気翌朝、植木屋父子をランクルに乗せ、ダメもとでタラの芽採取に出かけた。さすが本業が植木屋さんだけあって深いブッシュの中も、切り立った土手もなんのその。おかげで昼飯は贅沢にも食べきれないほどのタラの芽てんぷら三昧とあいなった。
 昼から「おっちゃん、草刈りやるわ」と志願してくれたのを「これまた幸いに」と、ゴールデンウイーク用に改築中の日よけの屋根張りの手伝いを頼んだ。これまた高いところはおてのもん。
 おかげで立派な日よけが完成した。白ヒゲの指導の甲斐あって、植木屋さんはタラの芽採取も屋根屋さんもできるようになった。
 リョウジ君、お疲れさま。ほんとにありがとう。

HPアクセス数20万件、目前!

2009年04月08日 | Weblog
 当方がHPを開設したのは10年以上も前になる。そのアクセス数がいよいよ20万件目前となった。
 今までの節目となる数字毎に「1万件目ゲット!」、「10万件目ゲット!」と書き込みが入るのを楽しみにもしてきた。
 これからもがんばって続けてまいりますので今後ともご支援ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
 
 今回20万件目をゲットするのはどこの誰になるのだろうか。
 そうだ、記念品を贈ろう!

 ―写真は高校へ進学した子トラ(右端)と母トラ(左端)―

親子二代の付き合い

2009年04月07日 | Weblog
 先週末、昨年の夏休みにバイトにきていた土佐の子トラが高校進学祝いの報告をかねて来てくれた。母トラは、白ヒゲ本に「土佐のクマ・トラ」で登場しているから知ってる人も少なくないはずだ。彼女とは20年近く付き合っている。

 3月には「息子さんのお嫁さんにお世話になった娘が、このたびめでたく高校を卒業しました」と、森林組合の大野父から電話をもらった。息子さんのお嫁さんとは、白ヒゲJr、ことわが息子の嫁さんのことで高校教師である。

 入学式を間近にして、「息子の担任が白ヒゲおやじの息子さんになりました」とヒロシ君からもメールが入った。わが息子も高校教師である。
 ヒロシ君は、18、9年前、私を仲人として、ここマウンテンドームで結婚式をし、この春、彼の次男が高校へ進学し、わが息子のクラスになった、という親子二代に渡っての縁ある話なのである。

 そういえばうちで誕生したカップルは知らない間に100組を超えている。その二世たちの時代が到来しているのだから白ヒゲおやじが白ヒゲじじぃーになってもしかたがないかぁ。

―写真は若かりし頃のヒロシ君と白ヒゲ―

「釣りバカ日誌紀行」再々放送のお知らせ

2009年04月06日 | Weblog
  「今日、テレビを見ていたら、釣りバカ日誌紀行・高松編①の海釣りをやっていました。たぶん、昔の再放送だと思います。―(中略)―。来週は高松編②の渓流釣りです。マウンテンドームが映るのを楽しみにします」。
大阪のトモリンからこんなメールが先週、送られてきた。

■みなさんは当地が、あの「釣りバカ日誌」の第1
作目のロケ地となったところ、だということをご存知かな? その証拠に「釣りバカ日誌のロケ地を探る」というTV番組の第1回記念にマウンテンドームが登場している■と、以前、ブログで紹介したこともあった。

 よって本日は、その再々々々放送のお知らせです。
 テレビ大阪・4月9日(木)AM10:00~10:30
 
2001年から始まった「釣りバカ日誌紀行(高松編)」の第一回目の番組が再放送されるらしい。


 映画で「八郎」役をやっている中本賢と、若かりし頃の白ヒゲおやじが観られますよ。―写真は中本賢と生前の看板犬ゴロー―

また出たー!

2009年04月02日 | Weblog
 今、ブログを書いている最中に、入り口のセンサーが鳴った。2Fデッキに出てみると、駐車場に停まった車から見知らぬおっちゃんがテニスコートめがけて走り出した。

 「おーい、どこ行くんやあ!」と大声出したら、驚いたおっちゃんが股間に手をやたまま立ち止まった。
 「ひとの私有地でションベンしたら許さんでー!」と続けたら、今度は助手席からおばちゃんが降り立ち、
 「ここの桜はきれいやねえ」。
なんと聞こえぬ振りして白々しくほざいたから開いた口がふさがらない。
 その間隙を縫って、立ちションを済ませたおっちゃんが車に駆け込み、駐車場の砂利を蹴散らし逃走してしまった。
 誰しも自宅の庭で見ず知らずの人間が立ちションしたら、どう思う? 怒るのが当たり前やろ?
 
 まだある。あとでわかったことだがオシッコを飛ばした矛先は、つい最近、皮むきを終えて乾かすために積み重ねている大事なヒノキの山ではないか。情けなくて悔し涙も出ない。

 20年間、春になると必ず現れ、繰り返されるイタチごっこである。
 そういえば「ああ、日本人」という恥さらしの日本人のことを書いた原稿で、10年前に賞をもらったことがあったなぁ。