マウンテンドームアドベンチャー 白ヒゲおやじのエッセイ

この日記は1990年から数年間、高聴取率を誇り本にまでなった人気FM番組の20周年記念としての復活版である。

薪割り機

2019年12月29日 | Weblog




2019年もあと二日。あっという間の一年間だった。
そんな昨今、特に古稀を過ぎてから自慢の体力がみるみる落ちてきている。
そのうえ、古傷の右肩盤断裂の影響も重なって得意としてきた斧が振り下ろせなくなり、
一冬消費する大量の薪づくりが思うようにできなくて悩んでいた。

そこで苦肉の策として最大粉砕能力10tonという手動薪割り機を導入してみた。
薪は斧で割って作るのが当たり前、で通してきたのに、まさか薪割り機なんかの世話になろうとは・・・。

ところがどっこい、今の今までバカにしていたその薪割り機がなんと予想外の優れものときたから大変だ。
長さ45㎝、直径35㎝、一抱えもある樫でもナラでも楽々割れるから面白い。やっぱり時代なんだなあ。

このところ苦痛でしかなかった薪割作業が楽しくなりそう。

年末のご挨拶

2019年12月26日 | Weblog
 忘年会シーズンの今、TVのニュースでも“酔って電車を乗り過ごして”、という話題がよく持ち上がっていた。

 かくいう私も、独身時代は、酔ってなくても仕事で疲れすぎて寝過ごし、というのはあった。終電で終着駅まで行ってしまい、“宝塚“でおりるはずが、アナウンスは「次は終点、三田ぁ、三田ぁお忘れ物のないように~...」って、降りるの自体忘れた!とあわてても後の祭り。そういえば、新幹線で、新大阪で降りるはずが、景色が違うと思えば岡山まで行ってしまったこともあった。

 海外営業時代、月に100本も飛行機乗る時期もあったのだが、南米大陸では、飛行機もあちこちに停まる。ニューヨーク→マイアミ→パナマ→リマ(ペルー)→サンチャゴ(チリ)と飛ぶ路線の場合、飛行機が駐機中は、そのまま乗り続ける場合、乗ったままでもいい場合と降りる場合がある。私はペルーのリマで降りる予定が眠り込んでしまい、CAさんが起こしてくれなければ、チリのサンチャゴまで行ってしまうところだった。これは乗り過ごしにも程がある。笑い事では済まされない。事なきを得て良かった、良かった。

 さて。年末年始、車や電車の心配のない宿泊付き忘年会新年会はぜひマウンテンドームで!

 ということで今年もご愛顧有難うございました。来年もよろしくお願いします。

★写真は敷地から望む初冬の空。

来るべき時のため

2019年12月09日 | Weblog
つい先日、あるサバゲーマーと知り合いになった。
いつものごとく仕事は何?と尋ねると「ひつぎ」を作っているという。
ひつぎ? そう、あの「棺」である。
生まれてこのかた、初めて出遭った職業である。
この時期になるとネコの手も借りたいほど忙しいらしい。

私は普段から「来るべき時が来たら、葬式も仏壇も墓もいらない」と公言している。
四十代のころから、そのときの用の候補写真をいくつか決めている。

一つは、若かりし頃の白ヒゲおやじの写真(プロカメラマンの手によるセピア色のカウボーイスタイル)を
焼き付けた有田焼きの陶板である。当時、得意先の奥様からプレゼントされたもので、半永久的に変色しないという代物である。
他にも候補は数点あるが、毎日、家族の目につくところに掲げてもらうのが遺言である。

私はこの歳まで病気らしい病気をしたことがない。あるのは数えきれないほどのケガばかり。
だから周囲も「百歳まで大丈夫!」と太鼓判を押してくれていて本人もそのつもりである。

と言いながらも今日、傷だらけの身体のMRI撮影に行ってきます。

イノシシ退治

2019年12月04日 | Weblog
昨日、都内の荒川河川敷に現れたイノシシ騒動。
そのニュス映像を見て呆れた。
盾と警棒でイノシシを追っかけまわす警察官たち。こんな鬼ごっこでイノシシが捕獲退治できるはずがないだろうに。

本県高松市でも離島から泳いで渡ってくるイノシシたちが夜になると市内中心部にある警察署や裁判所近くの交差点を我が物顔で走り回っているという。
唯一頼りの猟友会もメンバーの高齢化と少数化であてにできそうもない。
のんきな動物愛護もほどほどにして、荒療治もやむなきの事態に陥っている。

数年前、私は「イノシシ退治には自衛隊出動が最善の手段ではないか」とネットに発信したことがあった。
自衛隊といえば有事のときか災害時の出動くらいしか思い浮かばない。
だったらこの際、イノシシ退治に一役買ってもらうというのはどうだろうか。

例えば自衛隊のサバイバル訓練などは山や谷を駆け巡る訓練である。
この訓練はわずかな携帯食糧だけで道なき道を何日も突き進み、食料が尽きるとヘピやイノシシを捕食して生き延びるという過酷なものらしい。
この訓練に合わせてイノシシ争闘作戦をやれば実弾射撃訓練と合わせて一石二鳥、三鳥だ。

現役自衛隊のサバイバル部隊の指揮官らから「おやじさん、もっともっと大声上げてほしい」
とのリクエストを受けている。
実現すれば、今まで以上に自衛隊への存在理由や理解も高められるし、全ては日本国民のためにもなる。

・・・と思うのだが、どうだ!